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卓球 ダブルスのサイン例!サーブ・レシーブに使える決め方は?

「ダブルスで試合を行うことになったんだけど、サインってどうやって決めたら良い?オススメの決め方や例があったら教えて欲しい!」

 

ダブルスで試合を行う際、必ず事前に決めておいたほうが良いのが台の下で出すサインの意味。サインを使わないからと言ってルール違反になる訳ではありませんが、少しでも試合を有利に運びたいのであれば使わない手はないですよね。

 

今回は、そんなダブルスペア間の意思疎通に必要不可欠なサインについてご紹介したいと思います。適切かつ簡潔に相手に意志を伝えるオススメ例を是非取り入れてみてください!

卓球 ダブルスのサイン例は?サーブ編

特に決まっている訳ではありませんが、サーブ側のサインは基本的に3球目に打球する人が出すことが多くなっています。これにより、どのようなボールが返ってくるのかある程度予想がつきますので、3球目の打球に対して攻撃する準備が出来るためです。

 

ただ、これはあくまで一般論ですので、ダブルスペアの片方の人が戦術に長けていたり、試合運びが上手と言うことであれば、サーブを打つ順番に関係なく、全てその人に指示を任せるというのも良い作戦だと思います。

 

もちろん、サービスエースで労力を要せずに得点できれば1番良いですが、なかなかそう上手くはいきません。ですが、サーブが返された後のことをサインで予め決めておけば少しでも有利に試合を運べますよね。

 

ダブルスは相性も非常に重要ですが、サインでの意思疎通もそれと同じくらい重要なことだと言うことがお分かりいただけたかと思います。

 

しかし、より詳細な作戦を伝えるために、サインを複雑に決めすぎると返って意思疎通が困難になってしまいます。きちんと台の下でサインを行えば試合相手には分かりませんので、なるべく誤解のない分かりやすいサインが望ましいとされています。

 

例えば、私の場合はダブルス間でこのように決めています。

【ダブルスのサイン例~サーブ側~】

  • 親指・・・ナックルサーブ
  • 人差し指・・・上回転サーブ
  • 中指・・・下回転サーブ
  • 薬指・・・横回転サーブ
  • 小指・・・逆横回転サーブ

※私は右利きですのでサインは画像のように左手で行いますが、左利き(サウスポー)の方は右手でサインを行ってくださいね。

 

これで出して欲しいサーブを決めることができますね。例えば、親指を立てればナックルボールを出してくれますので、3球目は浮いたボールが返ってくる可能性が高いと考えられます。あとはそれをスマッシュで弾いて決めるという感じですね。

 

まぁ実際そんなに上手くいくことは少ないですが、それでも決めていないよりはマシです。サインが無い状態でパートナーでも見分けるのが難しいようなフェイントモーションサーブを打てば、回転を読み間違えて逆に自分が3球目をミスしてしまう可能性もありますしね。

 

これだけのサインでも便利ですが、私の場合もうひと工夫を行っています。実際にダブルスを行ったことのある人だと分かると思いますが、回転の他にも指示したいことってありますよね。

 

例えば、あっちの選手はロングサーブが苦手のようだからエンドラインギリギリにロングサーブを打って欲しい。と言ったような感じです。そのようなコースを指示する場合には、ラケットを使うと便利です。

 

ラケットを相手のコートと見立てて、上のエッジがネット側、グリップ部がエンドライン側、左右のエッジがフォアサイドとバックサイドと言うように決めておけば、ひと目で打ち込んで欲しいコースが伝わります。

これだととっても分かりやすいですよね。ポイントは、ラケットを逆さまにした状態を相手のコートと見立てることです。サインを出す際はラケットが逆さまになりますので、この向きでサインのルールを作っておけば間違いも減ります。

 

あとは、先に紹介したサインの指をラケットに立てて合図すれば、「打って欲しいサーブ」+「打って欲しい場所」を簡単に伝えることが可能です。

 

実際に行ってみましょうか。あなたが私のダブルスのパートナーだとして、私がこのサインを出した場合、相手のコートの何処にどんな回転のサーブを打ってほしいか分かりますか?

一度頭の中で想像してみてください。

 

・・・想像できましたか?出来たと言う方は、答え合わせをしてみましょう。

 

きちんと意思疎通が行えていれば、あなたは相手コートのこの場所に横回転サーブを打ってくれるはずです。

説明せずともお分かり頂いているかと思いますが、もちろんバックサイドに支持していてもダブルスではクロス(対角線)のコート内でなければならないルールがありますので、その中での指示だと思ってくださいね。本当にバックサイドに打つとサーブミス扱いなので。

 

あと、ダブルスのサーブルールはきちんと覚えておきましょうね。サーブ権の順番を間違った場合など、お互いルールを知らなければ大変ですからね。

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サーブ側のサイン紹介は以上で終了です。次は、レシーブ側のサインを見ていきましょう!

卓球 ダブルスのサイン例は?レシーブ編

レシーブのサインは、基本的にレシーブをする人がサインを出すことが一般的です。サーブ時のサインと同様に指に打つ打球を、ラケットに打つ場所を決めておくと便利でしょう。

 

まず、指はこんな風に決めると良いと思います。

【ダブルスのサイン例~レシーブ側~】

  • 親指・・・繋ぎ
  • 人差し指・・・攻撃

それぞれの指にツッツキやチキータ、フリックなど細かく決めるのも悪くはありませんが、相手からどんなサーブが来るかわからない以上、細かく決めたところでそのレシーブを実行できない可能性も非常に高いです。

 

予想外のサーブが来て予想外の対応(レシーブ)をしてしまえば、ペアの人も混乱してしまいますよね。ですので、この辺りは「繋ぎ」と「攻撃」と大雑把に決めておくほうが良いと思います。

 

また、このように相手がどのようなサーブを使ってくるか予想がつかないと言う理由から、レシーブ側の場合はサインをあえて決めていないというペアもとても多く存在します。サインで出した合図と同じ返し方をできれば良いですが、対応の上手い選手でなければなかなか難しいですからね。

 

レシーブコースは、先程のサーブ時に使ったラケットを使えば問題ないでしょう。ただ、これも同じように狙ったところに返せるかは難しいところになりますが・・・。

もちろん、今回はレシーブ側ですので返すコートは全面で考えてください。バックサイドを指差したのであれば、クロスのバックサイドではなく、単純にコートの右端のサイドラインへ返すようにしてくださいね。

 

レシーブはサーブ以上に難しい技術が必要ですが、ダブルスでは必須の技術です。最低限防御と攻撃、一種類ずつのレシーブは身に付けておきましょう!

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卓球のサイン例 まとめ

いかがだったでしょうか?今回は私が実際に使用しているサイン例を紹介させていただきましたが、もっと使い勝手の良いものがあれば、どんどんペア間で相談して改良してみてください。決め方は自由です。

 

ただ、くどいようですがサインを決める際は、「わかりやすさ」を重視することが重要です。あと、ダブルスのパートナーとなる人のサーブのバリエーションも必ず把握しておきましょう。使えるサーブの種類が多ければ、それだけ戦術の幅が広がりますからね。

 

サーブの種類を増やしたいと言う人はこちらを参考にしてみてください。サーブは引き出しの多さが大切ですので、いろいろなバリエーションのサーブを使えるようになっておくと良いでしょう。

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