苔の種類の見分け方!名前を特定するために観察すべきポイントは?

「こんなところにかわいいコケがある!これいいなぁ。何と言う名前の苔なんだろう?」

苔(コケ)に興味を持ち出すと、それまで何気なく通っていた道でも色々な苔が目に入るようになってきますよね。そして、好みの苔を見つけた際にはどうしても名前が気になるもの。

そこで今回は、そんな苔の種類の見分け方をご紹介していこうと思います。苔の正しい見分け方を知り、近所の庭や川辺にある苔を観察しに行きましょう!

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苔の種類の見分け方の前に、必要なものを準備しよう!

苔の種類を見分けるために持って置いたほうが良いアイテムがあります。それはルーペ霧吹きです。それぞれの用途は後述しますが、せっかく気に入った苔を見付けてもこれらのアイテムが無ければ種類を特定出来ない可能性が高くなってしまいます。

どちらも数万円もするような高い金額の物ではありませんので、是非準備しておきましょう。常に鞄のポケットなどに入れておける、小さめサイズのものも沢山あります。

苔の種類を見分けるアイテム1 ルーペ

苔の種類を見分けるためにルーペは必需品と言っても過言ではありません。小指の先にも満たない小さな苔の葉は更に小さく、ルーペなしではまともに観察も行えないでしょう。

もちろん、中にはルーペが無くとも種類の区別が付くような大きな苔も存在しますが、多くの苔はルーペなしでは特徴を知ることができません。

苔を知るためには、倍率が10倍~20倍ほどのルーペを準備しておきましょう。初心者のうちは10倍ルーペがお勧めです。慣れてくれば20倍ルーペも持ち歩くと良いでしょう。

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苔の種類を見分けるアイテム2 霧吹き

意外と知られていませんが、苔の仲間の中には水分を与えることで葉が開く種類が存在します。葉が閉じていると苔の特徴を上手に観察することができませんので、観察前には霧吹きをかけて葉を開かせてあげましょう。

水分によって葉が開くエゾスナゴケなどの苔は、霧吹き前と霧吹き後で大きく姿が変わるのでその姿の違いもお楽しみいただけます。

苔の育て方はこちら!

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苔の種類 名前を見分けるにはドコを見る?

苔の種類を見分けるためのアイテム紹介は以上です。ここからは、いよいよ苔の見分け方を見ていきましょう。

苔と言われればスギゴケやゼニゴケを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は日本には約1,800種類もの苔が生息しています。そして、世界の苔の種類はその10倍の約18,000種類が見付かっています。

それら全ての種類を頭に叩き込むのは不可能ですが、見るべきポイントさえ抑えていればある程度種類を絞り込むことは可能です。見るべきポイントは僅か4つだけですので、ここはきちんと頭に入れておきましょう。

【苔の種類を見分けるポイント】

  • 葉の生え方
  • 葉の形
  • 中肋の有無
  • 無性芽

それでは、それぞれの見るべきポイントを詳しく見ていきましょう。また、日本に生息している苔の種類一覧はこちらで紹介しています。見るべきポイントを抑えた後で図鑑代わりにご使用ください。

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苔の種類の見分け方1 葉の生え方

苔には茎と葉がありますが、葉が茎に対してどのように生えているか確認しましょう。茎を中心に対となるように左右に葉があるのか、それとも茎を中心に色々な向きに対して葉が生えているのか見てみましょう。

葉の生え方は意外と見落としがちな部分ですが、種類の特定の際には非常に役立つ情報のひとつです。忘れずに確認を行いましょう。

苔の種類の見分け方2 葉の形

葉の形は種類毎に違った特徴が見られます。また、葉自体の形だけでなく葉先も併せて観察してみましょう。尖っているものや丸いもの、ギザギザしたものなど色々な葉の形があります。

葉の先の形を観察するにはルーペが活躍します。肉眼で見ても何も特徴がないと思っても、ルーペを覗けば実はギザギザが付いていた。と言うことは往々にしてあります。

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苔の種類の見分け方3 中肋の有無

葉の表面に中肋がないか確認しましょう。中肋が見られる場合には、その苔は蘚類(せんるい)と言うことになります。

苔の種類によっては中肋が長いもの、短いもの、完全に無いものなど様々な形が見られますが、中には日に透かさなければ見にくい種類もあるので、色々な角度で観察してみましょう。

【中肋とは】

苔の種類のひとつ、蘚類(せんるい)の葉にある中央脈のこと。

苔の種類の見分け方4 無性芽

苔の中には無性芽ができる種類も多く居ますので、無性芽の特徴を観察してみましょう。例えばゼニゴケであればカップ状の無性芽をつけ、ハマキゴケだと茶褐色で突起状の無性芽をつけています。

無性芽は苔の種類によって色々な色や形があるので、種類特定のための役立つ情報のひとつです。

【無性芽とは】

植物組織の一部が母体から離れて新個体となるために行う際にできる、繁殖するための器官のこと。

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蘚類 苔類 ツノゴケ類の違いは?

苔には苔類(こけるい)、蘚類(せんるい)、ツノゴケ類と大きく分けて3つの種類があります。それぞれの苔の種類の特徴を知っておくだけでも知識が広がりますので、この機会に覚えておきましょう。

全ての苔がこれから紹介する特徴を持っているわけではありませんが、日本に生息する一般的な苔であればこの違いで種類を見分けられるはずです。

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苔の種類の違い!蘚類の特徴は?

葉を観察した際に中肋があれば蘚類であることが一般的です。ですが、中には蘚類であっても中肋が存在しない種類も存在するので、中肋の有無だけで判断しないように注意しましょう。

また、他の種類に比べて比較的乾燥に強い線類は、その手触りもカサカサしているものが多くなっています。

苔の種類の違い!苔類の特徴は?

苔類は茎と葉が分かれているものが多く、他の種類よりも湿った場所を好んでいます。また茎や蒴(さく)が柔らかく、非常につぶれやすくなっているのも特徴です。

【蒴(さく)とは】

葉のない茎のようなもので、先端に膨らみに胞子嚢が付いています。期がくれば開いて胞子を放散させます。

苔の種類の違い!ツノゴケ類の特徴は?

ツノゴケ類は名前の通り、動物の角のような蒴(さく)を持っていることが一般的です。ぱっと見は普通の草のように見えるツノゴケ類も多いですが、逆に知っている人がみれば見分けがつきやすいです。

ずっと角状の蒴が出ているわけではありませんので、蒴の有無だけでツノゴケ類かどうかを判断することは出来ません。

苔の見分け方!まとめ

いかがだったでしょうか?「苔を探しに行きたくなった!」と言うことであれば、ブログ運営者としては嬉しい限りです。

苔に興味を持ち出すと普段は足を伸ばさないような神社やお寺、森林地帯などにもついつい行きたくなってしまいます。そしてそのうち、自分で育てたくなる人も少なくないと思います。

文中でも紹介しましたが、当ブログでは苔盆栽の作り方や苔の育て方についても紹介しています。この機会に苔の育成に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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