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アブラムシ対策 無農薬で行える防止策7選!牛乳散布は効果がない?

ガーデニングや家庭菜園を行っている方にとっては、春の4月~6月はアブラムシに悩まされる季節だと感じている人も少なくないでしょう。葉や茎にびっしりと繁殖したアブラムシが付いているのは見ていても気持ちの良いものではありませんよね。

 

そこで今回は、そんなアブラムシの発生を防ぐための対策や防止方法をご紹介していこうと思います。事前にアブラムシが好まない環境作りを行うことで、アブラムシのいないお庭作りを目指しましょう!

 

「既にアブラムシが発生してしまっている!すぐに駆除したい!」と言う方は、こちらでアブラムシの駆除方法を紹介しています。併せて参考にしてください。

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アブラムシ対策 無農薬の牛乳散布は効果がない?

アブラムシ対策を調べる中で、牛乳散布という方法を見掛けた方も多いのではないでしょうか?実は、この牛乳を使ったやり方はアブラムシを防ぐために有効な方法ではありません。

 

と言うのも、アブラムシが発生してしまった後に牛乳を吹きかけて殺す、と言う用途であれば絶大な効果を発揮しますが、アブラムシが発生する前段階の「防止」と言う対策には向いていません。

 

ですので、「大量発生したアブラムシを今すぐ駆除したい!」と言うことであれば牛乳対策は有効な手段ですが、「今年はなんとしてもアブラムシの発生を食い止める!」と言うことであれば、牛乳ではなくこれから紹介する別の方法を見ていきましょう。

アブラムシ対策 無農薬で行える防止策7選!

それでは、ここからアブラムシが発生しない環境作りを行うための、有効な対策方法をご紹介していきます。いずれの方法も、口に入れるお野菜や果樹にうってつけな「無農薬」の対策方法ですので、是非参考にしていただければと思います。

 

複数の対策をご紹介していますが、可能限りなるべく多くの対策を取り入れていただくと、より効果的に防止が行なるのでオススメです。

アブラムシ対策1 防虫ネットで囲う

アブラムシが盛んに活動する4月よりも前の、姿がまだ見えない段階で防虫ネットを使うと良いでしょう。外観や管理の利便性は悪くなりますが、害虫であるアブラムシを寄せ付けないと言う意味では有効な対策方法です。

 

アブラムシは御存知の通り、小さな虫ですのでネットの網目も小さなものを選ぶと良いでしょう。

アブラムシ対策2 反射物を設置する

アブラムシは光の反射を嫌います。市販のシルバーポリフィルム貼ったり、不要になったCD、DVDを植物の近くに吊るしておくことでアブラムシが近寄りにくくなります。

 

アブラムシに加え、鳥などに荒らされる危険性も減るため一石二鳥の対策方法と言えます。

アブラムシ対策3 黄色い物で誘導する

アブラムシは黄色い物に寄っていくと言う習性があります。それを利用して黄色い粘着テープやシートを吊るし、植物とは別の場所に誘導することが可能です。誘導したアブラムシは、まとめて捕獲(駆除)すると良いでしょう。

 

定期的に黄色い粘着テープなどを交換する必要がありますので、手間は掛かるものの植物の被害を抑えることは可能となります。

アブラムシ対策4 アルミホイルで巻く

アブラムシが集まりやすい、植物の茎をアルミホイルで巻くのも有効な防止策です。アブラムシの飛来や、植物への留まりを防ぐことが可能となります。

 

しかし、巻いた部分には集まらないものの、巻いていない葉などには集まる可能性は充分に考えられます。かと言って、葉もアルミホイルで巻いてしまうと光合成が出来なくなってしまうため注意が必要です。

アブラムシ対策5 唐辛子スプレーを散布する

唐辛子を漬け込んだお酒を植物に散布することで、アブラムシを寄せ付けにくくします。唐辛子スプレーの作り方は下記の通りですが、刺激物のため植物に悪影響がある可能性があります。効果のある方法ですが、利用の判断は自己責任でお願いします。

【唐辛子スプレーの作り方】

  1. アルコール度数が35度以上のお酒を用意する(消毒液や焼酎、ウォッカなど)
     
  2. 瓶や容器に用意したお酒と唐辛子を入れる(唐辛子の量は100mlのお酒に対し5本~10本もあれば充分です)
     
  3. 最低2週間ほど漬け込む
     
  4. 唐辛子を漬け込んだお酒を300倍程度に水で薄めて、スプレーボトルへ移す

唐辛子スプレーが完成すれば、あとはそれを週に1度の頻度で防止したい部分に吹き付けるだけです。効果が薄く、アブラムシが寄ってくるようであれば希釈する濃度を上げるか、散布の間隔を縮めてください。

アブラムシ対策6 お酢スプレーを散布する

お酢を使ったスプレーを植物に散布することで、アブラムシを寄せ付けにくくします。唐辛子のような刺激物ではありませんので、より多くの植物に使えるオススメの防虫方法です。

 

似た方法に木酢液を散布すると言うものがありますが、人間への健康に賛否両論の意見が挙がっておりますので、今回は取り上げておりません。

【お酢スプレーの作り方】

  1. 食用のお酢(米酢)を用意する
     
  2. 水で50倍に薄めてスプレーボトルへ移す

作り方はとても簡単ですね。こちらも唐辛子スプレーと同じように週に1度の頻度で防止したい部分に吹き掛けるといいでしょう。効果が薄く、アブラムシが寄ってくるようであれば希釈する濃度を上げるか、散布の間隔を縮めてください。

アブラムシ対策7 コンパニオンプランツを植える

アブラムシを防ぎたい植物の近くにコンパニオンプランツを植えることで、その香りをアブラムシが嫌い、寄り付きにくくなります。育てている植物の種類や環境によっては導入が難しいかもしれませんが、知識のひとつとして覚えておくと便利でしょう。

 

【コンパニオンプランツとは】

 

育てたい野菜やお花の近くに植えることで、成長の促進や害虫を防ぐなどの好影響をもたらす別の植物のこと。育てる植物によって組み合わせるべき植物も変化します。(バジルとトマト、人参と枝豆など)

アブラムシ対策 まとめ

いかがだったでしょうか?アブラムシは虫が付きにくいと言われるハーブにもつくことがあるため、本当に厄介な虫ですよね。発生してからも駆除することは可能ですが、植物が弱ってしまう可能性もあるため、可能な限り事前に対策を講じておくことをオススメします。

 

冒頭でも紹介しましたが、既に対策が間に合わずアブラムシの姿が見えるという方は、こちらで紹介している駆除方法でアブラムシを駆除した上で防止を行ってください。

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