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卓球のマナーでは完封勝利やネットインの得点で謝るのが当たり前!?

「卓球では完全勝利したときや、ネットインで得点した時に相手に謝るって聞いたけどそれって本当?」

 

卓球をプレーしたことが無い人からすれば驚きの内容だと思いますが、どちらも本当のお話です。もちろん、「テレビで世界に放送されるから良い印象を残しておこう」と言う裏話などは一切なく、これらの行為は学生の試合でも当然のようにマナーとして行なわれています。

 

今回は、そんな意外と知られていない『卓球のマナー』をいくつかご紹介しようと思います。これを見れば、今後卓球というスポーツを見る目が大きく変わること間違いなしでしょう!

卓球のマナー 完封勝利やネットインで謝る理由とは?

卓球のマナーは、大きく分けるとこちらの二つに分けることができます。

  • 一般的なマナー
    →ルールで決まっている訳ではないものの、プレイヤーが思いやりで行う自主的な行為のこと。
     
     
  • 悪いマナー(バッドマナー)
    →失格や失点につながる、ルールで禁止とされている行為のこと。

もちろん、完全勝利やネットインで相手に謝る理由は前者であって、失格や得点を恐れているからではありません。

 

「皆が応援してくれている中で[0-11]のラブゲーム(完封勝利)をしてしまって申し訳ない。」「返すことの難しいネットインで得点してしまって申し訳ない。」

 

と言う、気持ちがあるからこそ相手に謝っているわけです。とっても温かみのあるスポーツですよね。

 

ただ、本当はラブゲームで勝ってから謝るのではなく、相手や観客、審判に分かりにくい範囲でわざとミスをして[0-11]になるを避けてあげるのが望ましいとされています。(ラブゲームでない場合は謝る必要はなし)

 

この他にもエッジにボールが当たってしまった場合や、相手の体に強い打球が当たってしまった場合は、一言「すみません」と謝るようにしましょう。これが卓球のマナーです。

【マナーとして謝るべきシーン】

  • [0-11]のラブゲームで完封勝利してしまったとき
  • ネットインで得点してしまったとき
  • エッジにボールが当たって得点してしまったとき
  • 相手の体に強い打球が当たってしまったとき

ちなみにプロ選手の中には、エッジで得点した後にバレない範囲でわざとミスをして、試合をフェアにする選手もいるそうですよ。

 

我々一般のプレイヤーはさすがにここまでする必要はありませんが、最低限のマナーを守るだけでお互い気持ちよく試合を出来ることができそうですよね。

 

逆に、謝られる側の立場になったときは、相手もわざと嫌な行為をしているわけではないので、多少腹が立っても我慢しましょう。不満そうな態度は謝ってくれた相手に失礼です。

卓球のマナー 悪いマナー(バッドマナー)は失点になる?

今度は、失点に繋がる可能性のある悪いマナー(バッドマナー)について見ていきましょう。

 

基本的にバッドマナーとは、相手プレイヤーや観客に故意に不快感を持たせる行為全般を指します。具体例はこちらのような感じですね。

【バッドマナーの具体例】

  • 握手をしない
  • 卓球台を叩く
  • ラケットを投げる
  • サーブをなかなか出さない
  • なかなかレシーブの構えの体勢にならない
  • 試合時間を伸ばそうとする
  • 不快感を与える奇声を放つ
  • 相手を挑発する

さすがにプロの試合ではこのようなことはありませんが、学生(小学生、中学生、高校生)の試合では意外と少なくありません。(相手チームの応援団が必要以上のプレッシャーをかけてくることも結構あります)

 

ただ、これらのバッドマナーを行ったからと言ってすぐに失点するわけではなく、まずは主審の警告が入ります。

 

しかし、その注意の後も悪い態度や行為が続く場合には、イエローカードが出されます。イエローカードが出されたにも関わらず、更に同じようなことが続けば、その後はペルナティポイントとして相手に1ポイントが加算されます。

 

ペナルティポイントが加算される場合には、主審がイエローカードとレッドカードの両方を提示する必要があるとされています。未だに私は見たことがありませんが・・・。

 

ちなみに、これだけ注意されてもまだ同じような行動を続け人がいれば、一度に2ポイントが相手に加算されるペナルティに格上げされます。もうそんな人は卓球してほしくないですね・・・。

卓球のマナー ガッツポーズはあり?なし?

卓球のマナーのお話ではガッツポーズについても議論されることがありますが、個人的には全然ありだと思います。そもそもガッツポーズをしたらダメだと言うルールも無いですし、自分自身の士気を高めるためにも必要なものだと思います。

 

実際に世界で活躍する水谷隼選手や福原愛選手、石川佳純選手などもガッツポーズは頻繁に行っていますしね。世界で活躍する人がOKでそれ以外の人はNGと言うことはありませんので、そこまで神経質にならなくても良いでしょう。

 

ただ、エッジやネットイン、ラッキーボール、相手のミスでの得点の場合は、ガッツポーズはよろしくありません。逆の立場になって考えれば分かりますが、相手選手や相手選手を応援している人たちを不愉快にさせてしまいますからね。

 

ですのでガッツポーズをする際は、真剣な勝負で正当に得たポイントの場合だけにする。と決めておくと良いでしょう。まぁ意識してするものでも無いので、悪いシーンでついつい出てしまった。と言うこともあるかと思いますが、なるべく気を付けましょう。

卓球のマナー まとめ

いかがだったでしょうか?卓球はマナーや礼儀を重んじるスポーツだということがしっかりとお分かりいただけたかと思います。

 

卓球を行うプレイヤーとなる以上は、皆が気持ちよくプレーできるよう、ここで紹介したマナーは最低限身に付けておくと良いでしょう。

 

当ブログでは、この他にも卓球に関する内容を複数紹介しています。良ければ併せて参考にしてみてください。

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