大きめサイズだと大きすぎるし、小さめサイズだと小さすぎる。かと言ってレギュラーサイズもいまいちフィットしない。どうすればちょうどいいサイズのマスクに出会えるの?
マスクを使用する理由は風邪やインフルエンザ、花粉症対策など様々かと思いますが、マスク着用者の中には、このような問題に頭を抱えている方もいることでしょう。
マスクのサイズはなるべく色々な人に合うように作られてはいるものの、個人個人に向けて最良設計された商品ではないため、”マスクのサイズが合わない人“というのは必ず出てきます。
それでは、どうすればこのような問題を解決し、自分に合った”ちょうどいいサイズのマスク”を手に入れることが出来るのでしょうか?
マスクのサイズが合わない人は、まずは付け方から見直そう
マスクが顔にフィットしない原因はマスクの正しい付け方を知らないことが関係しているかもしれません。
街中でもマスクを付けている人が多い季節になってきましたが、マスクの表裏が逆だったり、上下を逆さまにして付けている人が少なくないのが現状です。
もしも、逆さまに装着することで顔にぴったりとフィットするとしても、逆さまであればマスクのギザギザ部分(プリーツ)に花粉やウイルスが溜まってしまうので、逆効果になってしまいます。
特にプリーツタイプ(ギザギザのついたマスク)は上下を逆に装着してしまうと、ノースピース(針金)が顎に来てしまうので鼻周りが隙間だらけになってしまい、顔にフィットさせるのは難しいでしょう。
マスクが合っていないと感じる方は、一度正しいマスクの付け方を確認されることをお勧めします。実はサイズが合っていないのではなく、付け方を間違えているのかもしれません。
マスクの紐をクロスさせるとフィットする?
正しいマスクの付け方をしてもやっぱりフィットしないと言う人は、マスクの紐をクロスして耳に掛けてみましょう。万人受けする方法ではありませんが、こうすることで顎のラインが締まり、鼻周りもほどよいタイトさになります。
また、自分には大きすぎるサイズのマスクを購入してしまった場合にも有効な付け方となっています。
この紐をクロスさせる装着方法はアナウンサーの間でよく使われている着用方法ですが、利用シーンには注意が必要です。
本来この着用方法は耳掛けタイプのマスクではなく、頭掛けタイプのマスクの着用方法です。マスクに詳しい人が見れば正しくない付け方と思われてしまうので利用シーンには気を付けましょう。
こちらの装着方法は鼻周りや顎部分はフィットしやすいですが、頬の部分に隙間が出来やすくなってしまいます。装着後にはかならず鏡で隙間が発生していないかチェックを行いましょう。
マスクはきちんと顔にフィットさせて隙間を無くすことで初めて効果を発揮します。いくら鼻周りや顎部分がフィットしていても頬に大きな隙間ができていれば意味がありませんので、気を付けましょう。
マスク着用時に気を付けたい隙間についてはこちらで紹介しています。
マスクの隙間はガーゼでなくせる?
マスク装着時に出来る隙間をなくして、顔にフィットさせる有効な方法としてガーゼを使うのも有効な手段です。
ガーゼが必要となるので先に紹介した「紐をクロスさせる着用方法」ほどお手軽ではありませんが、ガーゼを使って隙間をなくすと言うのは、実は医療機関でも使われている方法です。
方法はとっても簡単で、適度な大きさに切ったガーゼをマスクと顔の間に挟むだけ。これである程度小さな隙間を減らすことが可能です。
注意点として、ガーゼはマスクのように花粉やウイルスを遮断するようには作られていない。ということを理解する必要があります。
僅かな隙間をなくすために利用するのであれば問題ありませんが、メインの空気の通り道となるような大きな隙間をなくすことには適していません。
マスクはフィルターの目の間から空気を吸い込むことで初めて、花粉やウイルスを遮断できます。マスクのフィルターよりも通気性が高いガーゼはあくまでも小さな隙間をなくすために使ってください。
マスクに両面テープで隙間をなくす!?
こちらはお勧めしない方法ですが、世の中には色々な人が居るもので隙間を無くし、顔にフィットさせるために両面テープでマスクと顔を貼るという方法チラホラと耳にします。
とても理にかなった方法で、これだとほぼ完全に隙間を無くすことができるでしょう。ですが、肌荒れが怖いですよね。
「どうしても体調を崩せない!」「もう花粉に耐えられない!」そういった方の最終手段として使用するのであれば、せめてつけまつげ用接着剤や二重まぶた用のアイプチなどの方がマシな気がします。
いずれにせよ、マスクと顔を貼り付けるという荒業は一切お勧めしませんが、実践してみるということであれば自己責任でお願いします。
また、いつも鼻水やくしゃみが出て体調が整わない。と言う人は、実は体調不良ではなく花粉の影響かもしれません。花粉は色々な種類のものが1年中飛散していますので、一度確認されてはいかがでしょうか?
花粉対策には日々の食事も大切です。食生活を見直して花粉対策に効果のある食べ物を摂るようにしましょう。
コメント