「マスクは付けたいけどメガネが曇る!何か良い対策方法はないの?」
メガネを掛けている人は、これまでの人生の中で何度もメガネの曇りに悩まされてきたことでしょう。マスクもその悩みの種の一つだと思います。風邪やウイルス対策などマスクを付ける理由は人それぞれですが、マスクを付ける度に曇っていてはかないませんよね。
こちらでは、そんなメガネの曇りを対策するマスクの付け方や、便利なグッズをご紹介したいと思います。ほんの少しの工夫でスッキリとした視界を維持することが出来るので、是非お試しください!
マスクでメガネが曇る原因は?
そもそも、マスクが曇る原因は何なのでしょうか?
その答えは、空気の温度差にあります。人間は生きている限り、いつ如何なる時も呼吸を行いますが、口や鼻から吐かれた空気は当然外の温度より高くなっています。(夏だとそんなこともないですが・・・)
一方メガネは、体のとても近くに装着しているとは言っても、やはり口から吐かれた空気に比べれば冷たくなっています。そんな冷たいメガネに温かい息が付着すると、そこで温度差が生じてメガネが曇ってしまいます。
普段であれば口から吐いた息がメガネに付着することは少ないですが、マスクを付けているとそれは往々にして起こってしまいます。何故なら、マスクを装着していている人のほとんどが鼻と頬の間に隙間が出来ているからです。
特に、鼻が高い方だとその隙間も大きくなり、よりメガネが曇りやすくなってしまうでしょう。なんとも羨ましい悩みではありますが、とにかくこの隙間をなんとかしなければメガネの曇りは解消されないと言うことです。
ちなみに、マスクの隙間を無くすにはマスクのサイズ選びが非常に重要になってきます。自身の顔にフィットするマスクはどのサイズか分かっていますか?これから紹介する方法を見る前に、まずはそちらを確認しておくと良いでしょう。
マスクでメガネが曇る対策方法6選!
メガネの曇りにウンザリしてコンタクトに変えようかと悩んでいる方も居るかもしれませんが、まずはこちらで紹介する対策方法を試してみてください!
中には、お金を掛けずに行える方法も紹介していますので、自分に合ったものを取り入れていただければと思います。
マスクのメガネ曇り対策1 マスクを折る
超立体マスク(三次元マスク)には使えない方法ですが、お手軽に実践できるのがマスクを折ると言う方法です。折り方は写真のように、鼻の形に添わせるノースピース(針金)が入っているマスクの上部を内側に折り込むだけです。
後はそのまま折り込んだ部分が開かないように、マスクを装着しましょう。このように折り返して装着するだけで、鼻と頬の隙間から抜けていく空気の通り道に壁ができ、メガネの曇りを驚くほど軽減できます。
マスクのメガネ曇り対策2 二枚重ねにする
少し呼吸が窮屈ですが、マスクを二枚重ねにするもの有効な対策方法です。こうすることで、単純に層がひとつ増えるので、吐いた息がメガネにまで到達しづらくなります。
先に付ける一枚目のマスクは少し小さめサイズの物を、上に付けるマスクはいつも使っているフィットするマスクを付けると良いでしょう。
マスクのメガネ曇り対策3 ティッシュを挟む
こちらもお手軽に実践できる対策で、鼻と頬の隙間を減らすためにティッシュを挟むという方法です。ティッシュは3回ほど折り曲げて、余った部分はハサミで切り落としましょう。
挟む枚数は鼻の高さや顔の形によって変わりますが、あまりたくさん挟むと動いているうちに口の方まで落ちてくるので注意してください。多くとも3枚程度にしておきましょう。
マスクのメガネ曇り対策4 綿棒を貼る
少し手間がかかりますが、切り取った綿棒をマスクのノースピース(針金)部分に貼り付けるのも有効です。これにより空気が分散されて出ていくので、メガネが曇りにくくなります。
写真だけだと分かりにくいかもしれませんので、こちらに手順を記載しておきます。尚、写真では分かりやすいように黒の綿棒を使いましたが、透けて外から見えてしまうため、白の綿棒がオススメです。
【綿棒を貼る手順】
- マスクを装着し、ノースピースを鼻の形に整えます
- 綿棒を一本用意し、面の部分を切り取ります
- 形を整えたノースピースの角の部分に切り取った綿棒を接着剤で貼り付けます
綿はこの位置に貼り付けてください。途中で取れてしまうと、誤って口にしてしまう可能性があるので、強力な接着剤を使用してくださいね。
マスクのメガネ曇り対策5 曇り止めを塗る
最も効果が期待できるのは、この曇り止めを塗ることです。説明するまでもなく、メガネが曇らないようにするためのグッズなのですが、メガネ愛用者の方でも意外に使用している人は少ないです。
値段も1本数百円でワンシーズン充分に使えますので、温度が冷えてくる冬には1本持っておくのがオススメです。マスクで発生する曇りの他に、熱い食事をする際や、お湯で洗い物をする時も曇らなくなるので利便性も高いですね。
マスクのメガネ曇り対策6 メガネ用のマスクを使う
最近ではマスクの種類も増え、香りがするマスクや美人に見えるマスク、女性専用のマスクなど、様々な種類のマスクが販売されています。その中に、メガネが曇らないマスクという物も販売されています。
吐いた息がメガネにかかりにくくなった構造で、メガネ愛用者には人気のマスクです。以前はあまり見掛けませんでしたが、今だと近所のドラッグストアでも売っていますので、それなりに需要があったと言うことでしょう。
どうせマスクを買うのであれば、もともと曇りにくい対策を行ってくれている物を買ってみてはいかがでしょうか?
マスクのメガネ曇り対策 まとめ
いかがだったでしょうか?メガネが曇る理由から、その対策方法までをご紹介させていただきましたが、中にはすぐに取り入れることが出来るものもあったと思います。メガネとマスクを併用されている方は、是非お試しください。
個人的には多少のお金がかかってしまうものの、『メガネ用マスク+曇り止め』が最も効果的だと感じます。やはり、それ用に作られた製品と言うだけあって効果は抜群ですね!
この他にも、マスクに関する内容をいくつかご紹介しています。マスクを付けていると耳が痛いと言う声も良く聞きますが、もしかするとサイズが合っていないのかもしれません。サイズ選びや隙間を無くす方法は、こちらで詳しく紹介していますので、良ければ併せて参考にしてください。
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