てんとう虫の種類と名前を画像で紹介!名前の由来はなに?

赤黒のナナホシテントウや白黒のシロジュウホシテントウなど、日本には様々な色をしたてんとう虫がたくさん生息しています。知っているつもりでも、意外と知られていない種類のてんとう虫も少なくありません。

 

そこで今回は、そんなてんとう虫の種類と名前を画像付きで紹介すると共に、てんとう虫の名前の由来も併せて見ていこうと思います。色々なカラーの可愛らしいてんとう虫をお楽しみください。

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てんとう虫の種類と名前!

てんとう虫は甲虫目のてんとう虫科に属しており、世界に約4,500種、日本にはその中の約200種が生息しています。皆さんも身近で観察した経験からご存知のように、その名前はてんとう虫の体の特徴から付けられていることが多くあります。

 

例えば、てんとう虫と言われれば真っ先に思い浮かぶであろう、ナナホシテントウは赤い翅(はね)に七つの黒い斑模様が入っているのでナナホシテントウと呼ばれています。後に紹介するシロジュウホシテントウやニジュウヤホシテントウなども、同じような名前の付け方をされているのが見ていただければお分かりいただけると思います。

 

実際に見たことがない種類のてんとう虫でも、その名前を聞けばある程度の模様が想像できるのは少し面白いですよね。それでは、そもそも「てんとう虫」と言う名前の由来はなんでしょうか?

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てんとう虫の名前の由来はなに?

てんとう虫が高いところから太陽へ向かって飛び立つ習性があることをご存知の方も多いでしょう。そんなてんとう虫を漢字で書くと「天道虫」となります。天道とは太陽のことであり、太陽に飛び立つ虫と言うことでその名が付いたと言われています。

 

ちなみに、海外ではてんとう虫は幸せを呼ぶ虫とも言われており、国によって色々な言い伝えがあります。こちらでは、その一部をご紹介させていただきます。

【てんとう虫の言い伝え】

  • アメリカ
    お家の中でてんとう虫を見付けると、吉兆と考えられ、見つけたてんとう虫の星(斑点)の数だけお金が舞い込むと言われています。
     
  • フランス
    てんとう虫が体に止まると、どんな心配事もてんとう虫と一緒に飛んでいってしまうと言われています。
     
  • ベルギー
    女の子にてんとう虫が止まると、1年以内に結婚すると言われ、幸運の象徴とされています。
     
  • スイス
    夫婦にてんとう虫が止まると、赤ちゃんを授かる前兆だと言われています。
     
  • アジア
    てんとう虫には人の言葉が分かり、神に祝福された生き物であると考えられ、とても大切にされています。
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てんとう虫の種類と名前を画像で紹介!

それでは、ここから日本に生息するてんとう虫の種類と名前を画像と共に見ていきましょう。とても有名なものから、あまり知られていない種類まで様々なてんとう虫を紹介しています。

 

見付けたてんとう虫が何と言う名前なのか、こちらで確認してみましょう!ちなみに、紹介文に後翅や前翅と言う言葉が出てきますが、体のどの部位か分からないと言う方はこちらを参考にしてください。

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てんとう虫の種類と名前1 ナナホシテントウ

てんとう虫と言えばナナホシテントウが最もメジャーな種類と言えるでしょう。赤色の前翅に黒の七つの斑点があるナナホシテントウは見付けるのも容易です。

 

見付けることは容易なのですが、その寿命はとても短く、成虫になってから僅か2ヶ月ほどしか生きません。てんとう虫をペットとして飼育されたいのであれば、別の種類を選んだほうが良いでしょう。

【ナナホシテントウの特徴】

  • 体長:5mm~8mm
  • 時期:3月~11月
  • 分布:全国
  • 場所:植物が豊富なところ

てんとう虫の種類と名前2 ナミテントウ

ナナホシテントウに次いで見つけやすいのは、このナミテントウでしょう。写真では黒の前翅にオレンジ色の斑点が2つついていますが、これは2紋型と言う種類のナミテントウで、中には4紋型と言う、4つのオレンジ色の斑点がついたナミテントウも存在します。

 

この他にも、斑模様が色々な模様に変異している個体も稀に存在し、赤の斑点が多い個体や紅型と呼ばれる、前翅が赤一色の個体なども存在します。

 

いずれのナミテントウでもナナホシテントウより寿命が長く、冬越しできる個体も少なくありません。また、餌も人工餌で育てることができるので、体もナナホシテントウより強いのかもしれません。

【ナミテントウの特徴】

  • 体長:4.5mm~8mm
  • 時期:3月~11月
  • 分布:北海道 本州 四国 九州
  • 場所:山地や住宅地など様々なところ

ペットとして飼育したのであればナナホシテントウよりも、こちらのナミテントウをオススメします。餌や飼育方法についてはこちらで詳しく紹介しています。(幼虫だけでなく成虫の餌や育て方も紹介しています)

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てんとう虫の種類と名前3 シロジュウシホシテントウ

黄褐色のカラーに白色の斑点が4列に14個あるのが特徴のシロジュウシホシテントウは、稀に黄褐色以外の個体も見付けることができ、地色が黒っぽく、斑点も黒色の個体が存在します。

 

また、個体によっては斑点の数が異なることが少なくありません。ですので、シロジュウシホシと言う名前ですが、白い模様+14個の斑点と言う特徴で見分けることが出来ない場合があります。

 

シロジュウシホシテントウに限らず、てんとう虫は個体によってカラーが変異した個体が見られることも稀にありますが、そういった部分も楽しみのひとつと言えるでしょう。

【シロジュウシホシテントウの特徴】

  • 体長:4mm~6mm
  • 時期:5月~7月
  • 分布:北海道 本州 四国 九州
  • 場所:植物が豊富なところ

てんとう虫の種類と名前4 マクガタテントウ

マクガタテントウは黒の前翅にオレンジ色の斑点を前後に4つ持っているてんとう虫です。斑点模様と言っても形は少し変わっており、横長の模様となっています。

 

見付けることが難しく、実物のてんとう虫を見たことが無い方も多く居ると思います。

【マクガタテントウの特徴】

  • 体長:3mm~4mm
  • 時期:5月~11月
  • 分布:北海道 本州 四国
  • 場所:河川敷

てんとう虫の種類と名前5 ウンモンテントウ

こちらも見付けるのが困難なてんとう虫で、ウンモンテントウと言う名が付いています。黄褐色の前翅に黒の斑点が付いており、その周りに白い輪状の模様があります。

 

頭部(前胸背板)も白と黒の牛のようなカラーで、よく目立ちます。ちなみに、見付けにくいことに加え、食性があまり分かっていないため、ペットとして飼育するのは難しいでしょう。

【ウンモンテントウの特徴】

  • 体長:6.5mm~8mm
  • 時期:4月~9月
  • 分布:北海道 本州 四国 九州
  • 場所:山地

てんとう虫の種類と名前6 キイロテントウ

キイロテントウは名前の通り、前翅全体が黄色で斑模様のないてんとう虫です。頭部(前胸背板)は白色で一対の黒い斑点があります。

 

とても可愛らしいキレイな黄色をした前翅は、植物に止まっていても目立ちます。

【キイロテントウの特徴】

  • 体長:3.5mm~5mm
  • 時期:4月~10月
  • 分布:本州 四国 九州 沖縄

てんとう虫の種類と名前7 カメノコテントウ

特徴的な模様を持つカメノコテントウは、個体により前翅の模様が赤っぽいものやオレンジっぽいものが存在します。また、模様の形も個体差があるため見ていて飽きません。

 

写真でもお分かりいただけるかと思いますが、他の種類のてんとう虫よりも翅に光沢があり非常に美しい輝きがあります。てんとう虫好きの方であれば是非生で見ていただきたい種類のひとつです。

 

秋から冬にかけて冬越しのために樹皮や岩の隙間に集まりますので、興味のある方は探してみると良いでしょう。

【カメノコテントウの特徴】

  • 体長:8mm~12mm
  • 時期:4月~10月
  • 分布:北海道 本州 四国 九州

てんとう虫の種類と名前8 ダンダラテントウ

少し変わった名前のダンダラテントウは個体差や地域差による模様の違いが大きい種類のてんとう虫で、南の地方ほど斑模様が発達して赤っぽいと言う特徴があります。

 

個体によっては斑模様が前翅の多くを占めていることもあり、一見すると全く別の種類のてんとう虫に見えることも少なくありません。

【ダンダラテントウの特徴】

  • 体長:4mm~7mm
  • 時期:3月~4月
  • 分布:本州 四国 九州 沖縄

てんとう虫の種類と名前9ハラグロオオテントウ

ハラグロオオテントウは名前の通り、大きな体で腹面から見ると胸部と腹部中央が黒くなっているのが特徴です。一般的なてんとう虫も腹部は黒色のものがほとんどですが、こちらのハラグロオオテントウは胸部と腹部中央以外は黄色くなっています。

 

また、写真では少し分かりにくいですが、前翅の中央部が高く盛り上がっており、オレンジのカラーに黒い複数の斑点が付いています。

【ハラグロオオテントウの特徴】

  • 体長:11mm~12mm
  • 時期:5月~6月
  • 分布:本州 四国 九州
  • 場所:植物が豊富なところ

てんとう虫の種類と名前10 ニジュウヤホシテントウ

ニジュウヤホシテントウは全体的に灰黄色の短毛で覆われており、沢山の黒色の斑点が付いています。体の色も個体により違いがあり、黄褐色~黄赤褐色の個体を見ることが出来ます。

 

日本のてんとう虫の中では珍しく、虫ではなくナス科の植物の葉を食べて成長します。東日本では、このニジュウヤホシテントウによく似たオオニジュウヤホシテントウの方が多く見られます。

【ニジュウヤホシテントウの特徴】

  • 体長:5mm~7mm
  • 時期:4月~10月
  • 分布:本州 四国 九州 沖縄
  • 場所:ナス科の植物があるところ
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てんとう虫の種類と名前 まとめ

いかがだったでしょうか?日本に生息する約200種の中から、10種類のてんとう虫を紹介させていただきました。もっと沢山の種類を見たいという方は図鑑などを購入して調べて見るのも面白いでしょう。

 

これらの紹介したてんとう虫は写真で見てもその美しさを楽しめますが、飼育すると更に色々な表情を楽しむことができます。中には飼育に向かない種類も居ますが、ナミテントウであれば比較的簡単に育てることができるでしょう。

 

本文中にも紹介しましたが、こちらでてんとう虫の育て方を紹介しております。よければ併せて参考にしてください。

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