「お彼岸の期間はいつからいつまで?春分の日と秋分の日だけがお彼岸じゃないの?」
お彼岸は毎年3月と9月の年に2回行われる日本独自の年中行事ですが、ハッキリと期間を覚えていないと言う方も少なくないことでしょう。
中には、「春分の日」と「秋分の日」だけがお彼岸だと思っている人も居るかも知れませんが、実はそういう訳ではありません。
今回はそんなお彼岸の期間を、カレンダーと共に確認していきたいと思います(^o^)/
お彼岸はいつからいつまで?
お彼岸はGWのように、毎年日付が変動するものではありません。
毎年必ず同じ日付がお彼岸期間となりますので、この機会にしっかりと覚えておくといいでしょう(^^)
考え方としては、3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」を中日とし、その前後3日間を合わせた合計7日間がお彼岸期間となります。
また、お彼岸期間に入る初日を「彼岸入り」と呼び、真ん中の日(春分の日と秋分の日)を「中日」、お彼岸の最終日を「彼岸明け」と呼びます。
- 彼岸入り(ひがんいり)
お彼岸の始まりの日のことで、「春分の日」または「秋分の日」の3日前の日を指す。
- 中日(ちゅうにち)
「春分の日」または「秋分の日」のことで、お彼岸期間のちょうど真ん中の日を指す。
- 彼岸明け(ひがんあけ)
お彼岸の終わりの日のことで、「春分の日」または「秋分の日」の3日後の日を指す。
文章だけだとあまりしっくりこないかもしれませんので、ここからはカレンダーを用いて見ていきましょう!
3月のお彼岸期間はいつからいつまで?2018年版
2018年(平成30年)の春のお彼岸期間は、
- 3月18日(日)~3月24日(土)
となっています(*^_^*)
カレンダーで見ると、このような感じですね。
中日の「春分の日」を境に、ちょうどその前後3日ずつがお彼岸期間となっているのがお分かりいただけると思います。
お彼岸にお墓参りへ行けそうな方は、この期間中にお墓参りへ行ってあげるようにすると良いでしょう^^
参考記事>お彼岸にお墓参りする意味・理由!行くのはいつ?服装や持ち物は?
9月のお彼岸期間はいつからいつまで?2018年版
2018年(平成30年)の秋のお彼岸期間は、
- 9月20日(木)~9月26日(水)
となっていますヾ(⌒▽⌒)
カレンダーで見ると、このような感じですね。
中日の「秋分の日」を境に、ちょうどその前後3日ずつがお彼岸期間となっているのがお分かりいただけると思います。
お彼岸のお供え物を頂いた場合は、なるべくこの期間中は仏前に飾っておくようにすると良いでしょう(^-^)
参考記事>お彼岸のお供えのお返し物5選!渡すのはいつ?のし紙の表書きは?
お彼岸のお供え金額の相場はいくらぐらい?
もしもあなたがお彼岸のお供え物を贈る立場だった場合、相手方に何を贈るか迷う人も少なくないことでしょう。
特にこれと言って贈る物が決まっている訳では無いものの、失礼の無いお供え物となると、自然とお菓子に落ち着くことが多いと思います。
参考記事>お彼岸のお供え物オススメ8選!仏壇の供物はおはぎの他に何がある?
お花と果物が供えられたお仏壇の風景
ですが、皆さんもご経験がある通り、お菓子は定番のお供え物ですので親戚家族がたくさんのお菓子を持ってきて、食べきれない量になることが非常に多いです(^▽^;)
過去のお彼岸でそのような経験をお持ちの方は、お金を包んでお渡しするのが懸命ですが、その時に悩むのがいくらお包みするのか?と言う問題。
少なすぎると故人を想っていないと思われるかもしれませんし、逆に多すぎても相手を恐縮させてしまうので、本当にここは難しいところですよね( ̄_ ̄ i)
「お彼岸のお供え金額は◯◯円!」と決まっている訳ではありませんが、世間一般の相場くらいは知っておいても損は無いでしょう↓
お彼岸におはぎの理由は何?
お彼岸のお供え物と言えば、真っ先におはぎが頭に浮かぶ方も少なくないことでしょう。
私が子供の頃は、おはぎをお供えする理由はお年寄りが甘い物好きだからと勝手な考えで自己解決していましたが(笑)、実際にはおはぎを用いる意味はキチンと別にあります。
もちろん、故人が好きな食べ物だったと言う理由からお供え物として置いている家庭もありますが、基本的には
- 魔除けと五穀豊穣
と言う、2つの願いが込められておはぎが用いられているんです!
お彼岸やお盆に供えられるおはぎの写真
また、おはぎと良く似た食べ物に「ぼたもち」と言う団子がありますが、一体おはぎとどんな違いがあるのでしょうか?
お彼岸とおはぎ、ぼたもちの関係についてはこちらで詳しく紹介していますので、良ければ併せて参考にしてみてください↓
お彼岸の期間はいつ? まとめ
いかがだったでしょうか?お彼岸の日付については覚えていただけましたか?
これからどれだけ時間が経っても、お彼岸の日にちの考え方は同じですので、今のうちにしっかりと覚えておくことをオススメします\(^o^)
また、お彼岸のお供え物を渡す際には「のし紙」を付けるのも法要の礼儀ですので、そちらも忘れないように準備しておきましょう★
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