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お正月飾りの意味5選!しめ飾りや門松、鏡餅は何のため?

「お正月には色々な飾り付けを行うけど、あれって何か意味があるの?」

 

しめ飾りや門松、鏡餅などなど、お正月には必ず見掛けるものがいくつかありますよね。

 

毎年なんとなく飾っている方も少なくないと思いますが、実はそれらの飾り物にはキチンとした意味があると知っていましたか?

 

今回はそんなお正月に飾られる代表的な5つの飾り物の意味と、それらの飾り物をいつからいつまで飾ればいいのか?と言う内容をご紹介していきたいと思います。

お正月飾りの意味5選!

それでは早速お正月飾りの意味をご紹介していきたいと思うのですが、お話の中で「年神様(歳神様)」が度々登場しますので、お先にそちらを簡単にご説明させていただきます。

 

年神様(としがみさま)とは、元旦に新年の幸せをもたらすために降りてくる神様のことで、昔の人は年神様をお家に迎えることで、新たな年の幸せを願ってきました。

 

地域によっては祖霊が山の神になり、お正月には年神様となって子孫の繁栄を見守ってくれていると考えているところもありますが、いずれの考え方でも年神様は私達にとって幸福をもたらしてくれる存在とされています。

 

日本人であれば年神様の存在は知っておきたいことですので、これから紹介する飾り物の意味に併せて、覚えておくと良いでしょう。

お正月飾りの意味1 しめ飾り(しめ縄)

玄関や車にお飾りするしめ飾り(しめ縄)には、外から悪いものや汚いものが入らないための結界の意味があります。

 

お正月にはご先祖様の霊や年神様が降りてこられると言われていますので、そういった方々が安心して過ごせるようにしめ飾りで結界を作ってあげることが大切です。

 

しめ飾りが見える場所にあることで「あなた方を迎える準備ができています」と言うサインになりますので、良い新年を迎えるためにも、お正月にはなるべくしめ飾りをお飾りするようにしましょう。

お正月飾りの意味2 門松

玄関先にお飾りする門松には、年神様が来られる時の目印と言う意味があります。

 

お盆に鬼灯や提灯を目印とするのと同じ様に、お正月には門松を立てて目印としているわけですね。

 

年神様がお家に来てくださることでその年の家内安全と繁栄が得られるとされていますので、こちらも可能な限り玄関先にお飾りするようにしましょう。

 

特に大きさなどは決まっていませんので、マンションなどにお住まいの方はなるべく小さなものでも構いません。

 

ちなみに、門松に松が使われているのは、元来、年神様が宿る神聖な木として長寿のシンボルとなっているからなんですよ。

お正月飾りの意味3 鏡餅

居間や仏壇などにお飾りされる鏡餅には、今年1年を元気に過ごせるようにと言う意味があります。

 

元来、鏡餅は年の初めにやってくる年神様へのお供え物とされており、神さまにお供えした物をいただくことで元気で幸せに過ごせるとされています。

 

また、松の内の期間中は鏡餅に年神様が宿られるという云われもあり、神聖なものとして扱われてきました。

 

注意点として、本物のお餅で鏡餅を作られているご家庭の場合には、鏡開きで包丁を通すのは縁起が悪いとされていますので、必ず手や木槌を使って割って食べるしきたりを守りましょう。

お正月飾りの意味4 獅子舞

玄関や居間などに置かれる獅子舞の置物には、幸せが招かれるようにと言う意味があります。

 

元来、江戸時代より獅子舞がお正月に舞を披露することから根付いたとされており、獅子舞に頭を噛まれることで無病息災が約束されると言われてきました。

 

今でも元旦から獅子舞の舞を行っている地域はあるようですが、中々そういったところばかりでもありませんので、獅子舞の置物で無病息災を願い、幸せが招かれるような環境にするのも良いのではないでしょうか。

お正月飾りの意味5 ダルマ

初詣などで神社で売られているダルマには、願い事が叶うようにと言う意味が込められています。

 

新しい年の願い事を込めてダルマを買い、最初は片目だけを書き入れ、願い事が叶った時点で残りの片目も書き入れます。

 

目を書く順番としてはダルマの左目(自分からみて右側の目)から書き入れ、その後に右目(自分から見て左側)を書き入れると決まっていますので、順番が逆にならないように注意が必要です。

 

ちなみに、ダルマの色が赤い理由は、赤色に魔除けの効果があると信じられてきた由来があるからだと言われています。

お正月飾りはいつからいつまで?

お正月の飾り付けはいつでも良いと思っている人も居るかもしれませんが、実は飾り付けを行ってはいけない日や、片付けを行う日はキッチリと決まっています。

 

それを破ったからと言って何があるとは言いませんが、どうせなら縁起の悪い日よりも、縁起の良い日に合わせて準備を行いたいですよね。

 

また、片付けた後の飾り物の処分方法についても悩まれる方が多いですので、そちらも併せて覚えておくと良いでしょう。

 

詳しくはこちらで紹介していますので、参考にしてみてください。

参考記事>お正月の玄関飾りはいつまで?処分方法や、しめ飾りの意味は何?

お正月の飾り付け まとめ

いかがでしたか?

 

毎年何気なく目にしているお正月飾りも、こうして意味を知ってから見てみると、違った表情が見えてくるはずです。

 

お正月に集まる親戚家族との話の種にもなりますので、是非是非このお話を教えてあげてください。

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