「年賀状に購入した切手が思った以上に余った!これって郵便局で交換できるの?」
年賀状を出すときになって足りなくならないよう、余裕をもって年賀はがきや切手を購入していると言う人も少なくないことでしょう。
年末ギリギリになってから年賀切手を買いに行っても、既に売り切れになっていることも珍しくありませんので、少し多めに買うくらいがちょうど良いですよね。
ですが、残ってしまった切手の使い切りもなかなか難しく、特に、干支や年号の入った年賀切手だとお正月以外には使いにくいもの。
そこで今回は、購入したものの余ってしまった年賀状の切手は交換できるのか?と言う内容をご紹介していきたいと思います。
捨ててしまうのももったいないですので、有効活用できる方法を覚えておくと良いでしょう。
年賀状の切手は交換できる?
結論からお伝えすると、年賀切手・年賀はがきを交換することは可能です。(未使用のものに限る)
ただし、未使用であったとしても年賀切手が汚れていたり、破れてしまっている場合には、交換ができなくってしまうので注意が必要となります。
とは言っても、通常保管で見られる色あせ程度であれば問題なく交換に応じてくれますので、そこまで神経質になる必要もありません。
年賀切手・年賀はがきと交換できるものはこちらの通りとなります。
✔交換可能なもの一覧
- 通常切手
- 通常はがき
- ミニレター
- スマートレター
- レターパックライト
- レターパックプラス
ご注意いただきたいのが、通常切手・通常はがきとの交換は可能ですが、特殊切手・特殊はがきとの交換はできないと言う点です。
具体例で言うと、2018年の年賀切手・年賀はがきが余っていたとしても、それを2019年の年賀切手・年賀はがきと交換することはできません。
これができれば、毎年の年賀状を購入する際に翌年の物と交換できるので都合が良いのですが、できないものは仕方ないですね。
また、返金・返品も行うことができません。
ただし、年賀切手であればゆうパックなどの料金に充当して送ることが可能となっており、その場合は『現金+年賀切手』でのお支払いが可能です。※年賀はがきでの充当は不可
補足実は、書き損じた年賀状も交換が可能です。詳しくは『年賀状の書き損じの交換手数料はいくら?交換期限は?返金はできる?』をご覧ください。
年賀状の切手交換の手数料はいくら?
年賀切手・年賀はがきを交換することができるのはお伝えした通りですが、交換には窓口で所定の手数料を払う必要があります。
具体的には、額面の金額に関わらず1枚につき5円の手数料がかかりますので、例えば82円の年賀切手が10枚余っていたとしても、手数料を差し引けば82円の通常切手9枚としか交換することができません。
5円と聞けば大した金額でも無いように感じますが、交換枚数が増えればそれだけ払う手数料も増えますので、可能な限り、切手は手数料が発生しない郵便物への充当で使うようにすると良いでしょう。
ただし、年賀はがきは郵便物への料金充当は行えませんので、その他の郵便物と交換するしかありません。
裏技的なやり方として、年賀はがきを切手と交換して郵便物の料金に充当する方法もありますが、結局は手数料の5円が掛かってしまいますので得すると言うわけでもないですね。
年賀状の切手交換はいつまで?
年賀切手であっても、年賀はがきであっても、特に交換期限というものは定められていません。
1枚につき5円と言う所定の手数料さえ払えば、2010年や2000年などのものでも問題なく交換してくれます。
ただし、以下の条件が揃った場合については、手数料無料で交換が行なえますので、該当する方は申告を忘れないように注意しましょう。
✔手数料が無料になる場合とは?
- 手元にある商品が『お年玉付き年賀はがき』、または、『寄付金付きお年玉付き年賀郵便切手』であること。
- 手元にある商品が現在も販売期間中であること。
- 近親者のご不幸による服喪の年であること。
※以上3つの全ての条件を満たす場合のみ、手数料無料で別の商品との交換が可能。
ご自身の持っている切手やはがきが対象になるか分からない場合は、こちらの画像を参考に判断するか、お近くの郵便局に持ち込んで聞いてみると良いでしょう。
ちなみに、一般的な年賀はがき・年賀切手の販売期間は、11月1日前後~翌年1月5日前後までと言うことが多いので、手数料無料で交換したい方はこの期間を逃さないようにしてください。
年賀切手の交換はできる? まとめ
いかがだったでしょうか?
年賀切手・年賀はがきの交換について、しっかりと覚えていただけましたか?
最後に、ここまで紹介した内容をまとめておきますので、今一度ご確認いただければと思います。
- 年賀切手・年賀はがきは1枚あたり5円の手数料を払うことで、所定の郵便物との交換が可能。
- 翌年の年賀切手・翌年の年賀はがきなどの特殊郵便物との交換は不可能。
- 年賀切手はゆうパックなどの郵便物への料金充当が可能。その場合、現金+切手の支払いも可能。
- 年賀切手・年賀はがきに交換期限はない。
- 服喪の年で条件さえ満たせば、手数料無料で交換することも可能。
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