「お彼岸にお金を贈ろうと思うんだけど、お供え金額の相場っていくらくらいなんだろう?」
毎年食べきれないほどのお菓子を贈られているご家庭には、お供え物として現金を贈る心遣いをすることも大切な思いやりです。
特に、9月のお彼岸はお盆が終わったスグあとですので、まだまだ頂き物もたくさん残っているはずですからね^^;
今回はそんな「お彼岸のお供え物に現金を贈る場合の相場金額」、「のしの選び方・書き方」、「のし袋を渡すタイミング」についてご紹介していきたいと思います!
お彼岸のお供え金額の相場はいくら?
お彼岸のお供え金額は明確に決まっている訳ではないものの、
- 3,000円~5,000円程度が相場
となっています!
お金に余裕のある方は、「1万円くらい包んだほうがいいんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、あまり大きな金額だと貰った家族も気を遣って恐縮してしまいますし、逆にお返しを考えさせてしまうことにもなりかねません。
ですので、気持ち少なめ程度の金額を仏前にお供えし、相手に余計な手間をとらせないことも大切な大人のマナーです。
お供え物で仏壇が彩られている様子
ただ、包んだ金額が少額だったとしても、相手の家族が律儀な人の場合にはキッチリとお返しが行われることも多々ありますσ(^_^;)
これはとっても喜ばしいことなのですが、それはそれでこちらも気を遣いますので、お仏壇にお金をお供えする際は、「少額ですので本当にお返しは何も要りません。」と一言口添えするのも有効かもしれませんね。
また、食べ物以外にもお供え物はたくさんありますので、それらで代用するのも良いと思います^^
お彼岸ののし紙の選び方や書き方は?
お彼岸のお供え物にはのし紙を付すのが法要のマナーです。
ただし、のし紙と一口に言っても様々な種類の物がありますので、間違わないように注意しましょう。
ここからは、そんなのし紙の選び方と書き方を簡単にご紹介させていただこうかと思います!
より詳しく知りたい方は、こちらを参考にどうぞ↓
お彼岸ののし紙の選び方は?
ご存知の方も多いと思いますが、のし紙は大きく分けて2種類の結び方があります。
真ん中で水引き(帯)を切っている「結切り」と、蝶々結びのような「花結び」ですね。
基本的に、『結切り=弔事』『花結び=慶事』ですので、
- お彼岸ののし袋には「結切り」ののし紙を選びます!
また、水引きの結び方の他にも、水引きの色の違いにも注意が必要です。
色の組み合わせは様々なで、赤金、赤銀、赤白、藍銀、白黒などなど、様々な帯の色がありますが、いずれも利用するシーンはキチンと決めれられています。
そんな水引きの中でも、よく目にする色の組み合わせは赤白の紅白柄と白黒だと思いますが、
- お彼岸ののし紙には白黒の水引きを選びます!
関西の一部地域では白黄の水引きを用いるところもありますが、相手方にその文化が浸透しているかは分かりませんので、白黒を選んでおけば間違いないでしょう。
お彼岸ののし紙の書き方は?
お彼岸ののし紙の書き方は、それほど難しくありません^^
書くべきところは表書きの僅か2箇所だけで、裏書きは不要です。
書き方としては、
- 水引きの上に「志」、水引きの下に自分の名前
を書くだけです。
名前の部分は個人名を書いてもいいですし、◯◯家と言うように、まとめて書いてしまっても問題ありません。
ただ、親族宅のお彼岸にお供えするのであれば、名字だけでなく名前も書くほうが望ましいとされています。
お彼岸のお供え物はいつ渡す?ベストなタイミングは?
ここまでで、お金を包んだのし袋の作り方を覚えて頂けたことと思います。
のし袋が完成すれば、後は相手方の家族にお渡しするだけですが、お渡し(お供え)するタイミングを間違っている人が非常に多く居ますので、いつ渡せば良いのかしっかりと覚えておきましょう。
まず、先方の家に到着し、一通り親戚家族に挨拶を済ませたところで、一息つく前にお仏壇へ向かいます。
そして、お供え物ののし袋を仏前にそっと置き、お線香を立てて礼拝合唱を行いましょう。
お花や果物がお飾りされている仏壇の様子
親戚家族との挨拶を行った流れのまま席についてしまうと、お仏壇へお線香をあげるタイミングを見失うばかりか、相手の家族にも失礼に当たります。
お彼岸に実家へ帰省するのは故人に感謝の印を表すためですので、そのことを忘れずに行動しましょう!
お彼岸のお供え物の金額 まとめ
- お彼岸のお供え金額の相場は3,000円~5,000円
- お供え金額は少なすぎても多すぎてもダメ
- のし袋の水引きは「結切り」ののし紙
- のし紙の水引きの色は白黒(関西の一部地域では白黄もアリ)
- 書く文字は「志」と名前のみ
- お供え物を渡すのは一通り挨拶を済ませたスグ後
いかがでしたか?
こうして振り返ってみると、意外とチェックするポイントは多いですよね( ̄_ ̄ i)
少し間違えたくらいであれば親戚家族であれば大目に見てくれると思いますが、それでも間違わないに越したことはありません。
お彼岸まで日があるうちに、しっかりと準備を進めておきましょうヾ(⌒▽⌒)
コメント