「お彼岸にお供え物を貰ったから何かお返しをしたい!こういう時って何を贈ればいいの?」
毎年3月と9月に行われるお彼岸では、親戚家族やご近所さんにお彼岸のお供え物を頂くことも少なくありません。
たくさんの人が故人である家族に贈り物をしてくれるのは大変有り難いことなのですが、同時にお返しはどうすればいいのか迷ってしまいますよね^^;
今回はそんなお彼岸のお返し物にオススメな品物5個と、お返しを渡すタイミング・のし紙の書き方についてご紹介していきたいと思います(^o^)/
✔知らないと恥ずかしいお彼岸の常識
お彼岸のお供えのお返し物5選!
お彼岸のお供え物で頂くものは、仏壇用品であったり、お菓子、果物、お金などが主となっていますが、基本的に
- お返し物は頂き物の1/2程度の金額のもの
を選ぶのが失礼の無いマナーとなっています。
中には、頂いたものよりも同額かそれ以上の物をお返し品として贈られる方もいらっしゃいますが、あまり高価な物を贈ってしまうと相手を恐縮させてしまうので注意が必要です。
ただ、一般的にはお彼岸のお供え物のお返しを行わないところも少なくありませんので、そのあたりはお住まいの地域の風習に則っていただければと思います。
お供え物のお返し1 お菓子
お菓子はお返し品の定番の品物です!
サイズが小さく軽いものですので、持ち帰るのが非常に楽ですし、開けるまでの楽しみもあります。
ご当地物のお菓子や、有名店などが近くにある場合には、そういったところのお菓子をお渡しすると相手にも喜んでもらえるでしょう(*^_^*)
ただ、中には極端に賞味期限が短いものや、温度管理が必要なものもありますので、そういった食べ物には注意が必要です。
一般的には、温度管理も不要で良く日持ちのするクッキーやゼリー、マカロン、お煎餅などをお渡しすることが多くなっています。
お供え物のお返し2 食品ギフト
香典返しなどに用いられる食品ギフトもお返しの品に向いています!
ギフト類は基本的に賞味期限が長く、執拗な温度管理も求められないものが多くなっていますので、贈る相手にとっても助かるお返し品です。
食べ物であれば海苔やそうめん、サラダ油セットなどなど、飲み物であればジュースやお酒と言ったように、ギフト商品には様々な種類の物がありますので、きっと相手方に合った贈り物が見付かるはずです(^^)
お供え物のお返し3 タオルギフト
消耗品であるタオルのギフトセットも喜ばれやすいお返し品です。
金額もピンからキリまでありますので、相手に頂いた物の金額に合わせて柔軟に商品選びが行えるところもメリットですね(^-^)
軽い品物ですので持って帰っていただくのも楽ですし、長く保管が効く日用品ですので、利用シーンに困ることも無いでしょう。
お供え物のお返し4 洗剤ギフト
洗剤ギフトは相手にとっても喜んでもらえる、オススメのお返し品です!
洗剤類はどのご家庭でも必ず消費する消耗品で、いくつもストックしている家庭がほとんどですので、贈ったギフトが使われない心配も必要ありませんヾ(⌒▽⌒)
食器用洗剤や洗濯用洗剤、柔軟剤などなど、一口に洗剤と言っても様々な種類がありますので、色々と検討してみると良いでしょう。
ただ、持ち帰って頂く場合にはあまり重すぎるものは負担になりますので、重量には注意が必要です。
お供え物のお返し5 商品券
商品券は貰った相手方が最も利用シーンに困らない、確実に使ってもらえるお返し品です!
日々消費する食品や日用品、外食などなど、どこでも使える商品券は貰って困ると言うことがありませんので、相手もきっと喜んでくれるはずです(( ̄ー+
利用シーンで言えば現金のほうが使い勝手が良いのですが、さすがに現金を送るとなると相手方も恐縮してしまいますので、そういう意味でも商品券はちょうどいい贈り物ですね♪
他にも図書カードや旅行券、ビール券などもオススメです。
お彼岸のお返し物を渡すのはいつ?
お彼岸のお返し物を渡すタイミングって中々難しいですよね( ̄_ ̄ i)
来てスグに渡すのも変ですし、集まってお話をしている最中に渡すのも「早く帰れ」と言っているようであまりよろしくありません。
では、いつ渡すのがベストなタイミングなのかと言うと、
- お帰りのお見送りの際、玄関でお渡しする
または
- 彼岸明けを過ぎた後に郵送で送る
のが最も適していると言えるでしょう(^-^*)
お見送りの際にお渡しする場合には、予め相手方の持ってくるお供え物の金額を予想しておく必要がありますので、前回頂いたお供え物から推測して準備を進めるのが良いです。
一方、彼岸明けを過ぎた後に郵送で送る場合には、早く送りすぎないように注意してください。
お彼岸が明けてからお礼状と共にお返し物を送るのが大人のマナーですので、お彼岸の日付はしっかりと把握しておきましょう!
参考記事>お彼岸はいつからいつまで?お供え金額の相場やおはぎを飾る理由は?
お彼岸のお返しののし紙の書き方は?
もちろん、お彼岸のお返し物にも、のし紙をつけるのが礼儀です。
ただし、裏書きは必要なく、表書きのみ行えば問題ありません。
使う水引き(帯)の結び方は、大きく分けて「結切り」と「花結び」の2種類がありますが、お彼岸のお返し物には結切りを使います。
これは、結切が1度結ぶと結び直しができないことから、同じ悲しみを繰り返すことのないようにと言う願いが込められているためです。
「花結び」は結婚式やお正月など、何度もあってもいいお祝い事の時に使うものですので、間違っても「花結び」は選ばないようにしてください (; ̄ー ̄
また、使う水引き(帯)の色は白黒が基本ですが、関西の一部地域では黄白のものを使うところもあります。
これはお住まいの地域の文化に合わせていただければ問題ありませんが、相手方もその色に馴染みがあるとは考えにくいですので、不安な場合は白黒を選んでおけば間違いありません。
そして、最後にのし紙への書き方ですが、水引き(帯)の上には「志」、水引き(帯)の下には自分の名前を書き、相手にお渡ししましょう。
「志」は弔事の一般的な表書きで、感謝の意味があります。宗教を問わずに使えるので安心してお使いくださいね。
お彼岸のお供え物のお返し まとめ
いかがだったでしょうか?
お彼岸のお返し物は基本的に不要とは言え、貰ってばかりも気が引けてしまいますので、可能な限り気持ち程度のお返しはしたいですね (^▽^;)
ただ、お彼岸は「春分の日」の3月と、「秋分の日」の9月の年に2回ありますので、お返しは片方だけでも良いかもしれません。
お盆やお中元、お正月などなど、他にも贈り物をする行事は日本にはたくさんありますので、お互い負担にならない範囲で気持ちを表せられれば良いですね。
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