「年賀状の住所録を作りたいんだけど、フリーソフトじゃなくてエクセルでも作れるの?」
年賀状作成ソフトには色々と便利なものが登場していますが、やっぱり使い慣れたエクセルで住所録を管理したいと言う人も少なくないことでしょう。
そこで今回は、そんなエクセルを使った年賀状の住所録の作り方をご紹介していきたいと思います。
エクセルで住所録を作ることができれば、年賀状の宛名も全て自動挿入して印刷可能な大変便利な機能もありますので、そちらも併せて見ていきましょう!
年賀状の住所録をエクセルで作って宛名印刷する方法!
今回ご紹介するやり方は、エクセルの他にWordのソフトウェアも必要となってきます。
エクセルとWordはセットですので問題ないかと思いますが、もしもWordをお持ちでないと言う方は、フリーソフトを使って年賀状を作ってみてはいかがでしょうか。
参考記事>年賀状作成ソフト無料おすすめ7選!人気ソフトを比較するならココ!
年賀状の住所録の作り方1 ワードでテンプレートを作成
エクセルで住所録を作るためには、まずはワードでエクセルのテンプレートを作成する必要があります。
テンプレートを作ると言っても難しい作業は全くなく、2~3分あれば終わってしまうことでしょう。
まずは、Wordを開きメニューバーの差し込み文書の中にある、はがき印刷タブの宛名面の作成をクリックします。
すると、「はがき宛名面印刷ウィザード」が立ち上がりますので、次へをクリックします。
今回は年賀状を作りますので年賀/暑中見舞いにチェックを入れ、次へをクリックします。
はがきの様式を縦書き・横書きの中から選択し、次へをクリックします。(今回は縦書きで進めます)
参考記事>年賀状の住所の横書きは失礼?数字や敬称の正しい書き方は?
フォントや番地の様式の選択画面になりますが、ここはデフォルト設定のまま次へをクリックします。
中には、フォントなどを変更したい方も居るかと思いますが、ここで先に変更してしまうと作成時に文字ズレが起こりますので、後から変更することをオススメします。(やり方は後述しています)
次に、差出人の情報を入力し、次へをクリックします。
標準の住所録ファイルにチェックマークを入れ、「ファイルの種類」をMicrosoft EXCELに変更した後、次へをクリックします。
これでウィザードでの設定が終了しましたので、完了をクリックします。
すると、「テーブルの選択」画面になり、自動で3つのファイルが作成されているはずですので、Sheet1$のファイルを選択しOKをクリックします。
テーブルの選択が終われば、Wordの画面上にはがきのテンプレートが表示されているはずですので、画面右上のファイルをクリックします。
名前を付けて保存の中にある、参照をクリックします。
判別のつくファイル名にして、分かりやすい場所に保存しましょう。デスクトップがおすすめです。
これで初期設定は完了です。
年賀状の住所録の作り方2 住所の打ち込み
ここまでの作業で、エクセルの住所録も自動で作成されています。
ここからは、実際に作成されたエクセルファイルに住所の打ち込みを行っていきましょう。
まずは、画面左下のWindowsアイコンを開いて、エクスプローラーをクリックします。
[ドキュメント>My Data Sources]と進み、その中にあるAddress20.xlsxをダブルクリックで開きます。
すると、氏名・連名・敬称・会社などのテンプレートが既に出来上がっているはずです。
後は、そこに宛名面に印刷したい送り先住所等を入力していき、入力が完了すれば上書き保存のフロッピーアイコンをクリックします。※全ての項目を入力する必要はありません
エクセルで住所録を作りたいだけの人はここまでで作業は終了ですが、ここまでくれば宛名印刷もとっても簡単ですので、覚えておくと良いでしょう。
年賀状の住所録の作り方3 宛名印刷
最後はいよいよ宛名印刷です。
先の工程で作って保存しておいた、ワードファイルをクリックで開きます。
このようなポップアップが表示されますので、はいをクリックします。
すると、先程エクセルの住所録に入力した内容が自動で挿入されていますので、後はこれを印刷するだけで年賀状は完成します。
ですが、せっかくですのでフォントをそれらしいものに変更したほうが良いでしょう。年賀はがきにぴったりのフォントは「HGP行書体」です。
なお、郵便番号のフォントは文字ズレ防止のため、初期のまま変更しないことをオススメします。
完成した年賀状を印刷するには、メニューバーをはがき宛名面印刷にして表示中のはがきを印刷をクリックします。
「印刷設定」の画面になりますので、プリンターにはがきが正しくセットされていることを確認の上、OKをクリックします。
参考記事>年賀状プリンターおすすめ5選!パソコン不要で印刷できるのはコレ!
これで年賀状の作成は完了です。お疲れ様でした。
ちなみに、印刷する宛名の送り先を変更したい場合は、画面上部の三角印をクリックすれば次の宛先に移動できます。
エクセルでの年賀状の住所録の作り方 まとめ
いかがだったでしょうか?
送り先が10件~30件程度の方であれば、30分程度で印刷まで完了してしまうことでしょう。
データは来年以降のお正月もずっと使えますし、住所録の追加や削除も、エクセルを普段から使っている方であれば簡単に行うことができますよね。
EXCELとWordさえ入っていれば、MACでも基本的な作り方は同じですので、ぜひ挑戦してみていただければと思います。
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