8インチタブレットの大本命とも言われているこちらのモデル。
ハイスペックで機能性も高く、注目したいタブレットのひとつなので、購入を前向きに検討しているという人も少なくないことでしょう。
ですが、Media Pad M3に搭載されているAndroid7.0で不具合が発生しています。
このページでは、そんなMedia Pad M3の不具合はアップデートで治るのかという内容をご紹介していきます。
Media Pad M3の不具合はアップデートで発生
先にお伝えしたとおり、Media Pad M3はAndroid7.0で不具合が発生しています。
Android7.0の公開を待ちわびていたユーザーも多い中での不具合発生だったため、波紋も多く広がっています。
また、その不具合問題に拍車をかけたのが不具合内容で、端末の操作すらまともに行うことができない不具合となっていました。
【不具合の一例】
- 複数のアプリで起動が行えない
- 「戻る」ボタンが反応しない
- タスク管理画面が開けない
中でもアプリの起動が行えないと言うのが大きな問題となりました。
これはゲームアプリを中心に起動が行えなくなることが多いようで、デフォルトブラウザなどの使用は行えたとのことです。
ここから得られる教訓は新しいOSへのアップデートが提供開始されたからと言ってすぐに更新するのは危険だと言うことです。
すぐにアップデートを行うことはせずに、少し様子を見てから更新することを強くお勧めします。
Media Pad M3の不具合はダウングレードで解消
このAndroid7.0へのアップデートで発生した問題についてHuaweiは、ダウングレードパッケージを提供することで対応を行いました。
ダウングレードでの対応となるとある程度スマートデバイスに詳しくないと手順が難しいので、対応としては微妙と言えるかもしれないな。
これにより無事にもとの状態で使用することが可能となったわけですが、実質Android7.0を使用できていないわけですので、今後のアップデートに期待したいところです。
ただ、早急に問題に対処したHuaweiの姿勢は良いものだと感じています。
Media Pad M3の魅力
ここまでは不具合のマイナス面ばかり見てきたが、ここらはプラス面を見ていこう。
iPadと同等の性能
大きな不具合が起こってしまったものの、ハイスペックなデバイスとしては問題を払拭するほどの魅力があります。
行える動作や使えるアプリケーションなどに差はあるものの、ベンチマークテストではなんとiPad 9.7インチと同等のスコアを記録しており、多数のアプリの同時起動や重い作業もなんなく実行することが可能となっています。
【ベンチマークスコア】
~CPU Mark~
- iPad 9.7inch・・・4781
- Media Pad M3・・・4898
このようにiPadを若干上回る結果となっており、非常に優秀な処理能力があることが分かります。
映像・音源へのこだわり
2560×1600の解像度が搭載され、映像を楽しむことに特化されたような16:10のアスペクト比で作られています。
手に持った感じでは少し縦長に感じてしまうサイズではあるものの、映像を見るには適したサイズで、迫力のある映像を楽しめそうです。
音源に関しては老舗メーカーの「ハーマンインターナショナル」との共同開発で作られたスピーカーが搭載され、こちらも動画や音楽再生をより一層迫力あるものにしてくれそうです。
高性能で低価格
価格に関してはiPadは10万円を超える金額に対しMedia Padは3万円台と非常に手の伸びやすい
価格で提供されています。
iPadと同様の処理能力を保有しつつ半額以下で購入ができるお手頃端末という良いとこ取りをしたようなデバイスになります。
個人的にはもう少しディスプレイが大きいものが理想的ですが、値段やパフォーマンスを考慮すれば、8インチでも満足のできるデバイスだと思います。
Huaweiも徐々に日本に定着して来ておりますし、サポートはHuawei Japanがある程度は
行ってくれると考えられます。
大きな不具合は起こったもののそこを差し引いてもお勧めの1台です。
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