2013年11月に「070」番号が新たに開始されて早4年。
当時は真新しかった070番号も、底を付くのは時間の問題のようです。
スマホ以外にも電話番号が
このような事態に陥った背景には色々と原因が考えられるものの、そのひとつにスマートフォンやガラケー以外の端末にも電話番号を付与していることが挙げられます。
知らない人も居るかもしれませんが、実は電話が行えないタブレットやルーターに対しても電話番号は付与されています。
ルーターに関しては電波の違いから、1台の契約で2つの番号を持つものもあるため、更に番号不足に拍車をかけていると言えるでしょう。
ひとり1台の時代から、複数デバイス所有も当たり前の時代になりましたので、今後はより番号不足が加速すると考えられています。
一方、固定電話番号はその動きに反比例し、減少の一途を辿っています。いかに固定電話からスマートフォンなどのスマートデバイスへシフトが進んでいるか分かりますね。
「060」番号はいつから始まる?
こちらについては正確な時期を答えることは難しいと言えますが、早ければ2020年までには一般化して、060番号を持つ人も現れ始めるのではないかと考えられます。
2013年に提供が始まった070番号ですが、当時は2台持ちと言う使い方は、基本的にビジネスマンにしか関係のないものでした。
それが近年では複数デバイス所有が進み、ひとりあたりが所有するスマートデバイスの電話番号が、1から2へ増加しつつあるのが現状です。
手の伸ばしやすい格安SIMを利用するユーザーも増加傾向にあり、データ契約のみであれば1,000円でお釣りが来る金額で利用が可能となっています。
ガラケー所有者も、メインのデバイスをスマホに変えることなく、気軽に2台目としてタブレットを選択しやすくなりました。
格安SIMのデータ契約であれば解約金等も不要となりますので、伸び代はまだまだ大きいと言えるでしょう。
そう考えると、今後の060番号のサービス開始時期は格安SIMの普及次第で、大きく左右されると言っても過言ではありません。
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