現在のTwitterでは1ツイートの上限文字数は140文字となっています。適度な長さで読みやすい文字数設定と言えるでしょう。
しかし、先日から海外で1ツイートの上限数を280文字に引き上げるテストが行われているとのこと。
どのような理由があるのか見ていきましょう。
日本語と外国語の文字数の違い
ツイートの文字数上限を引き上げた背景には色々な要因があるようですが、そのひとつに国による文字数の違いが挙げられます。
例えば、「色」という言葉は日本語であれば1文字です。韓国語だと「색상」となり2文字になります。
しかし、これが英語であれば「Color」となり5文字になります。同じ言葉でも国の単語によって5倍も文字数に差があるのが分かります。
Twitterは文字数カウントですので、半角だから0.5文字、という判断は行ってくれません。
単語一つでこの差ですので、文章を書いていけば、より文字数の広がりは大きくなるでしょう。
日本語や中国語、韓国語は他の言語に比べ、相対的に単語が短くなると言われています。それは先程の記載からでも明らかです。
つまり、同じ投稿を行うにしても日本語や中国語、韓国語であれば英語などの外国語に比べ、より少ない文字数で同一の内容を発信することが可能ということです。
文字数制限により多く達している
ある調査結果から、現在の140文字の字数制限に達しているツイートは日本語で0.4%。一方の英語では9.0%というデータが確認できます。(ソースはこちら)
この結果からも、いかに英語のツイートが字数不足を起こしているか確認できます。
字数制限が原因でユーザーの利便性が下がり、使用頻度やロイヤリティの低下を招くことも充分に考えられます。
それらの打開案として、今回の字数上限を上げる方法を取ったのではないでしょうか。
日本の上限文字数は変更なし
1ツイートの上限文字数が変更になる可能性があるのは「日本語」「中国語」「韓国語」以外の国のユーザーからのツイートです。
ですので、今回の変更は日本人にはあまり関係のないものです。
現時点ではアメリカなどで日本語を使ってツイートを行った場合、140文字になるのか280文字でツイートが可能なのかは分かっていません。
記事の冒頭にも記載した通り、これらの上限文字数の変更はいまのところテスト段階となっています。
テストの結果によっては実装されない可能性もありますので、誤認の無いようご注意ください。
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