「iPhone8 Plus」と「Galaxy Note8」、どちらもほぼ同時期に販売が開始されたモデルで、Apple、SAMSUNGのフラッグシップモデルです。
今回実験が行われたのはこの2台で、どちらの方がマルチタスク動作の処理能力が高いのか、というもの。とても面白い実験となっておりますので、実際の実験動画と共に見ていきましょう。
実験方法
両者の端末のスペックについては説明を割愛させていだきますが、説明する必要も無いほど人気のデバイスとなっています。
今回の実験はマルチタスク時にどちらの処理能力が高いか、と言うのを検証するためのものですが、精密検査機器などは使用されておりません。
アプリを起動→バックグラウンドで待機状態に という動作を合計17個のアプリで次々に行っていくと言うもの。
とても単純な実験ですが実際の利用シーンを考えれば、現実的と言える内容でしょう。実験を行ったのは、海外では有名なPhoneBuffという名前のユーチューバーです。
それでは実際の実験動画を見てみましょう。実験が始まるのは1:00~となっています。
iPhone8+の逆転勝利
実験開始当初はNote8が圧倒的に速かったのですが、バックグラウンドで待機するアプリが増加してくると、徐々にiPhone8+が追い上げてきました。
バックグラウンドで待機する合計アプリ数が13個に差し掛かるところで、iPhone8+に順位が逆転し、そのままNote8は抜き返すことが出来ませんでした。
この結果から分かるのは、バックグラウンドで待機しているアプリが少ない状態ではGalaxy Note8が処理能力に優れているということ。
そして、iPhone8+はバックグラウンドで待機しているアプリが増加したとしても、処理能力の低下は僅かだと言うことです。
それぞれのデバイスで17個のアプリ(計測アプリ含む)の起動に掛かった時間は
- iPhone8 Plus :1:27.35/分
- Galaxy Note8:1:30.48/分
となっており、そこまで大きな差は開いていません。日常で使用する場合には全く気が付かない差でしょう。
今回の実験ではiPhone8+が勝利しましたが、実験の対象を変えれば順位も入れ替わるはずです。
このようにきちんと数字が出て結果がわかる比較は見ていて面白いですね。今後も同じような比較実験があればご紹介させていただきます。
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