いまやスマートフォンは、デジタルカメラを上回ると言っても過言では無いほどの性能を持っています。
高画質スマホの登場でデジタルカメラの需要が落ち込んでいると言う話もあるように、スマホがデジカメに取って代わる日が来るかもしれません。
そんな中、スマホ本体のみでは実現が難しいとされていた、撮影写真の印刷機能が搭載されたスマホケースが登場しています。
Prynt(プリント)
まるでチェキのような機能が搭載されたスマホケースはフランスで開発が行われ、Prynt(プリント)と言う製品名で、既に市場で販売されています。
印刷される写真は名刺よりも若干小さいサイズとなっており、縦50mm×横76mmの大きさとなっています。
対応機種は世界的にも普及が進んでいる、iPhone版とGalaxy版が発売されているようです。
持ち運び式の小型プリンターでは無く、あくまででも「ケース」ですので、他機種で使うということは難しいでしょう。
こちらのプリンターの凄いところが、インクが不要だと言うことです。どうやらケース本体にバッテリーが搭載されており、専用の感熱用紙を使用すればインク要らずでプリントが可能とのこと。
バッテリー充電の手間は掛かるものの、ランニングコストが大幅に安くなるのはメリットのひとつでしょう。
専用の感熱用紙は40枚入りで$19.99(約2,200円)となっており、1枚当たり約55円です。こちらも手の伸ばしやすい価格設定と言えます。
ちなみに、ケース内に収納できる用紙は10枚が上限となっており、90分の充電で最大20枚までプリントが可能です。
本体価格は$149(約16,700円)
本体価格は日本円でおよそ16,700円となっており、許容内の価格と言えます。
プロモーションビデオを見る限り、かなりケース本体が大きくなっていますが、バッテリーや印刷用紙の収納スペースが確保されていることを考慮すれば、仕方の無い部分でしょう。
カラーは現時点でブラック、ホワイト、グリーン、パープルの4色が展開されています。
過去の記事で、「スマホケースでエスプレッソを淹れる」と言うものを紹介したことがありますが、これまでに無いスマホケースがどんどん登場してきていますね。
他のプロモーションビデオも複数公開されているので、興味のある方は御覧ください。より詳細な仕様は公式ホームページで確認できます。
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