最近では名前も聞いたことのないような、メーカーから続々と安価な製品が販売されていますね。
安い製品は目に止まりやすい物ですが、それなりの理由があるのも事実。「安かろう悪かろう」とはよく言ったものです。
今回ご紹介したいのはアメリカで行われた実験で、複数のデバイスを中心にセキュリティテストを行ったというもの。
その結果、安価なデバイスの多くにセキュリティ上、なにかしらの欠陥が見付かりました。
検査が行われた項目
今回調査が行われたのは下記の3項目です。
- バックドアが存在していないか
- データ盗難の恐れはないか
- セキュリティの不整合性はないか
調査の結果、複数のタブレットでいくつかの項目を満たしていない端末が見付かりました。その結果が下記のデータとなっています。(ソースはこちら)
緑のチェックマークが付いているデバイスは項目をクリアしたという事です。
3項目ともクリアしたデバイスはタブレットでは僅か2モデルとなっており、「Nexus9」と「Galaxy Tab」のみとなっています。
中には名前も聞いたことがないデバイスがあるかと思いますが、全て格安のタブレットです。この結果から分かるように、安すぎるデバイスは危険と言えるでしょう。
知らないメーカーは買わない
いくら安いからと言っても、クレジットカード番号やパスワードなどの重要な個人情報が流出すれば、大きな代償を払うことになるかもしれません。
セキュリティの脆弱性が疑われるような、聞いたことも無いようなメーカーの購入は控えることをお勧めします。
今回の実験では、格安のタブレットを中心にセキュリティの脆弱性が疑われましたが、スマートフォンの場合にも同様に注意が必要と言えるでしょう。
全てのデバイスが「安かろう悪かろう」に該当するとは言いませんが、安いと言う背景には、それなりに理由がある場合が多いです。
端末価格に踊らされず、より長く、安全に使うことの出来るデバイスを選択しましょう。
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