「お歳暮を誰に出せば良いのか分からない・・・。送る相手は決まってるものなの?」
お歳暮は12月に行われる日本の年中行事で、お世話になった人へ感謝の気持ちを込めて品物を送る文化ですがイマイチ誰に送れば良いのかハッキリ分かりませんよね。
お世話になった人と言えば、実家の両親や会社の上司、子供の先生などなど、上げだせばキリが無いと言う人も少なくないことでしょう。
今回はそんな人に知ってほしい、お歳暮を送る相手についてご紹介していきたいと思います。
お歳暮は誰に送るのがマナーなの?
お歳暮を送る相手に制限はありませんが、場合によっては1度品物を送ると毎年送ることになる可能性もありますので、まずはそのことを念頭に置いて相手を選んだほうが良いでしょう。
もちろん、1度出したら毎年同じ相手に送らなければいけないと言ったルールなどは存在しませんが、相手によってはお歳暮が途絶えたことで逆上する人も居るかもしれません。
そういったことを考えれば、そのような相手には初めからお歳暮を出さないほうが良好な関係を長く維持できると言えます。
それらを踏まえると、お歳暮を出す相手と言うのは
- 今年お世話になった人で継続的にお歳暮を送らなくても良い仲の人
が妥当な選択だと言えるでしょう。
特に、実家の両親や会社の上司にはお歳暮を必ず送らなければイケナイと言う決まりはありませんので、送らないなら送らないとハッキリ決めてしまったほうがいいです。
中途半端に「一応あの人にも出しておかないと・・・。」と言った気持ちのお歳暮は、返って自分の首を締める結果になるかもしれませんので要注意です。
ちなみに、世間一般のお歳暮を出す相手はこのようになっています。
✔お歳暮を出す相手は?
- 妻や旦那の両親
- 仲の良い友人家族
- 会社の上司、部下
- 会社の取引先
- 子供の学校の先生
参考記事>お歳暮に人気のオシャレな品物ランキング!両親や上司に送るならコレ!
お歳暮を実家の両親へ送る際のマナーは?
お歳暮を送る相手として最も難しいのが実家の両親だと言えます。
自分の両親であれば多少の粗相があっても問題ありませんが、結婚相手の両親へお歳暮を送るとなると話は別です。
送ったお歳暮を素直に受け取ってくれる人もいれば、他人行儀だと感じて不機嫌になる人も居ますので、そのあたりはしっかりと夫婦で話し合って決めたほうが良いでしょう。
また、お歳暮を送るという結論に至った場合には、例え家族であったとしてものし紙を付すのが大人のマナーです。
※地域によってはのし紙に送り主の名前が書かれていない場合「相手と縁を切る」と言う意味になるところもあるので、必ず送り主の名前は書くようにしましょう。
お歳暮を会社の上司へ送る際のマナーは?
会社の上司へお歳暮を送ることも友好な信頼関係を築くキッカケになりますが、キチンと双方の意見が言い合える上司と部下の関係でなければいけません。
中途半端な会社の仲間程度の意識であれば上司の人もお返しを考えてしまうでしょうし、媚びるためのお歳暮であれば毎年のお中元&お歳暮を強要されることにも繋がる可能性があります。
現実的には中々難しいかもしれませんが、心から信頼できる上司に送ることも送る側の大切なマナーと言えるでしょう。
お歳暮にもらって嬉しいものはコレ!
送る相手が決まった方は、贈る品物もしっかりと選ぶ必要があります。
感謝の気持ちが相手に伝われば何でも良いと言えばその通りなのですが、やはり相手も人間ですので「コレはいらないな。」と思われてしまうお歳暮も少なからず存在します。
どうせお金を出して贈るのであれば相手に喜んでもらってなんぼですので、贈って喜ばれるお歳暮をしっかりと把握して、その中から品物を選択するようにしましょう。
ちなみに、『もらってガッカリするお歳暮のワースト3』はこのようになっていますので、なるべくこれらの品物は避けるのが無難だと言えます。
✔いらないお歳暮TOP3
- 嗜好に合わない食べ物
- 趣味に合わない小物や雑貨
- 賞味期限の短い食べ物
お歳暮を贈る相手は誰? まとめ
いかがだったでしょうか?
お歳暮はお金さえ出せば、簡単に誰にでも贈ることが可能なものですが、それが必ずしも良い人間関係に繋がるとは一概に言えない代物です。
既にお分かりいただいている通り、必ず親の実家や会社の上司にお歳暮を贈らなければイケナイと言うことはありませんので、家族でしっかりと話し合って贈る相手を検討すると良いでしょう。
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