お正月と言えば、おせち料理やお年玉に並び、年賀状もなくてはならない日本の伝統行事ですよね。
しかし、そんな年賀状も若者を中心に出さない人の割合が徐々に増えていっていることはご存知でしょうか?
必ず出さなければいけないルールはありませんが、毎年出すのが恒例となっている人にとっては、そんな現状が少しさみしいような気もしますよね。
今回はそんな、年賀状を出さない主義の人の年賀状を出さない理由TOP8をご紹介していきたいと思います。
また、後半ではこれから年賀状を出すのを辞めようと考えている人に知ってほしい注意点もご紹介していますので、併せて参考にしていただければと思います。
年賀状を出さない理由ランキングTOP8!
それでは早速、年賀状を出さない8つの理由を見ていきましょう。
中には、毎年年賀状を出している人も共感できる内容もありますので、『年賀状を出さない=マナーが悪い』という目線ではなく、世間の意見のひとつとして捉えていただければと思います。
データ統計元:当ブログ『携帯知恵袋』
1位 メールやLINEで済ませられるから
最も回答として多かったものは、「メールやLINEで済ませられるから」というものです。
確かに、現在ではスマホを始めとした携帯電話を持っていない人のほうが少ない時代ですので、わざわざ手間のかかる年賀状を選ばないのも納得ですよね。
LINEアプリであればお正月ならではのスタンプなども用意されていますので、難しい文面なども考えることなく、タップひとつで新年の挨拶を済ませられるのも魅力的なようです。
また、最近ではデータ化した年賀状を簡単に作れるアプリも多数提供されていますので、デジタル版の年賀状を送っていると言う回答もありました。
参考記事>年賀状作成アプリ無料おすすめ7選!iPhone・Androidで使える!
2位 面倒だから
2位には、「面倒だから」という理由がランクインしました。
年賀状を作った経験のある人だと共感できる内容だと思いますが、確かに年賀状の作成には労力が掛かりますよね。
毎年干支や年号が変わるので去年のデザインを使い回すわけにもいきませんし、挿入する写真も新しいものに差し替える必要があります。
もともとデザインが描かれた年賀はがきなどを使うのも1つの手段ですが、「そもそも筆を取って文章を書いたり、プリンターを使うのが面倒」だという意見も見受けられました。
ただ、最近は数分で年賀状が出来上がる便利なソフトもたくさん登場していますので、そういったものを使ってみると、また違った意見となるのではないでしょうか。
参考記事>年賀状作成ソフト無料おすすめ7選!人気ソフトを比較するならココ!
3位 お金がかかるから
3位には、「お金がかかるから」と言う理由がランクインしました。
年賀はがき・年賀切手・プリンター・インク代などなど、確かに年賀状作成には色々と出費がかさみますよね。
また、季節的な問題もあり、「年末年始はただでさえお金の出費が多い時期なのでそれ以上にお金は使えない」と言う回答も割合としては多かったです。
懐具合は人それぞれですので、そのような理由で強要はできませんよね。
4位 時間がないから
4位には、「時間がないから」という理由がランクインしました。
年賀状を出す年末の時期にはクリスマスや忘年会があり、職種によってはお仕事も最も忙しい季節となる方も少なくないですので、なかなか年賀状を作る時間を作れないという人も少なくないようです。
とは言っても、どれだけ忙しい人であっても毎年キチンと送っている人は送っていますので、捉え方次第では言い訳のように聞こえてしまうかもしれませんね。
5位 パソコンを持っていないから
5位には、「パソコン・プリンターをもっていないから」という理由がランクインしました。
今ではスマートフォンがパソコン代わりになりますので、パソコン自体いらないと思っている人も少なくありませんからね。
また、同じような回答に「プリンターを持っていないから」というものもありました。
実際にはスマホが1台あれば、アプリで年賀状を作成してコンビニのプリンターで印刷することもできるのですが、そういったことができると知らない人も多いようですね。
参考記事>自宅やコンビニで印刷できる無料の年賀状アプリ5選!簡単&人気なのはコレ!
6位 直接挨拶するから
6位には、「直接挨拶するから」という理由がランクインしました。
「わざわざ顔を合わす相手に年賀状を書く必要性がわからない」という内容の回答が多く、年賀状ではなく口頭で新年の挨拶を済ませたい人が多いようです。
そして、なかなか顔を合わせられない相手に対しては、SNSやLINEなどを使って挨拶することが一般的となっているようで、いずれにしても年賀状は書くという選択肢は取らない回答結果となりました。
7位 出しても返事がないから
7位には、「出しても返事がないから」という理由がランクインしました。
基本的なマナーとして、年賀状を受け取ったら年が明けた後でもお返しをするものですが、そのお返しの年賀状がなかったという理由から送るのを辞めた人も多いようです。
必ず返事を返さなければいけないルールなどはありませんが、せっかく時間とお金を使って年賀状を出していますので、せめて電話の一本くらいほしい気持ちも分かります。
ただ、年賀状本来の目的は、新年の挨拶であり返事をもらうことではありませんので、そこは深く考えないほうがいいかもしれません。
8位 住所が分からないから
8位には、「住所が分からないから」という理由がランクインしました。
今では電話番号やメールアドレス、各種SNSのアカウントさえ知っていれば繋がっていられる時代ですので、わざわざ相手の住所を知る必要がないというのも納得ですよね。
住所が分からなければ当然相手に年賀状を送ることもできませんので、そのまま送らないという人が多いようです。
回答者の中には、「相手に住所を聞いたものの、年賀状はいらないと言われた」という内容もあり、相手が希望していないことも年賀状が減っていることに影響しているようです。
年賀状をやめる際の注意点は?
ここまで年賀状を出さない主義の人の理由を見てきて、自分も今年からは出すのを辞めようと思った方も少なくないのではないでしょうか?
送る・送らないは個人の自由ですので好きにしていただければ構いませんが、急に毎年届いていた相手から年賀状が途絶えると、相手も心配になりますし、「何か粗相をしてしまったのかな?」と変な気を使わせてしまうことにも繋がりかねません。
ですので、年賀状を送るのをやめる際は、せめて事前に去年まで年賀状を送っていた相手にご挨拶をしておくのが望ましいでしょう。
✔年賀状を辞めることを伝えるには?
- 遅くても12月初旬までに伝える
⇒準備の早い人だと年賀はがき・年賀切手を発売日の11月1日に揃える人もいますので、余計な準備を行わせないためにもなるべく早く相手方にお伝えするようにしましょう。
- 全員に出さない旨を伝える
⇒特に記載をしなければ、連絡を受けた相手は自分だけと距離を置かれたように感じてしまいます。
キチンと全員と年賀状のやりとりを辞めることになったと言うことが相手方に伝わるように連絡しましょう。
- 今後継続的に出さない旨を伝える
⇒詳しい内容を記載しなければ、連絡を受けた相手はこちらの家族に不幸事があって服喪の年なのだと勘違いしてしまいます。
場合によってはお供え物などが送られてくるかもしれませんので、そこはキッチリとお伝えしておきましょう。
この他にも、年賀状を辞める際に知っておきたい注意点やお伝え文章などありますが、文量の問題で別記事にて紹介しております。
参考記事>年賀状をやめる文例と挨拶のタイミング!メールやラインでもいいの?
年賀状を送らない理由TOP7 まとめ
いかがだったでしょうか?
お正月は日本の伝統行事のひとつとして、誰もが知る新年の挨拶ですが、このような理由から徐々に送り人が減っていたんですね。
個人的には、多少の手間やお金がかかろうが、古典的な気持ちのこもった年賀状というやりとりは続けていくべきだと思いますが、このような意見を見るとなかなか難しいものがあるように感じました。
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