2017年10月9日、MicrosoftのWindows and Devices Groupで副社長を務めるJoe Belfioreさんが、Windows Phoneについて「今後新たな製品はリリースしない。」とツイートしたことが波紋を呼んでいます。
製品だけでなく機能追加もストップ
先日行われたツイートにはWindows Phoneの新製品リリースを行わないと言う内容の他に、新機能の追加も今後は行わないことを発表しています。
Of course we’ll continue to support the platform.. bug fixes, security updates, etc. But building new features/hw aren’t the focus. 😟 https://t.co/0CH9TZdIFu
— Joe Belfiore (@joebelfiore) 2017年10月8日
また、彼自身もAndroidへ乗り換えており、今後は各OSとのエコシステムを拡張・充実させていくとのことです。
振り返れば2015年の終わりにWindows 10 Mobileを投入し一隻は投ずる事が出来たものの、アプリケーションは増加せず、シェアが拡大することはありませんでした。
現在では特に注目される機会も無かったため、良い引き際なのかもしれません。
ツイートはMicrosoft社から発せられたメッセージではありませんので、100%終了するとは言い切れないものの、このツイートを確認する限りでは終了を意味していると言えるでしょう。
スマホ事業から撤退?
スマートフォンの事業から完全に撤退するとは考えにくいものの、今後暫くMicrosoftからスマートフォンが登場することは無いでしょう。
先に伝えたアプリケーション欠如の問題は、今回のツイートを行ったJoe Belfioreさんも把握しており、過去には色々と手を尽くしたようですが結局その成果は実らなかったようです。
ブラウザよりも各アプリケーションの使用割合が高いと言っても過言ではないように、新たにスマートフォンを市場に投入するにあたって、このアプリケーション問題は避けて通れないものとなるでしょう。
この問題を打開出来なければ、新製品のリリースは難しいのではないでしょうか。
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