今やタブレットやスマホを買うと
プリインストールされているほど
有名なアプリケーション『YouTube』。
元からアプリが入っているのでアプリで
視聴している方が大半だと思いますが、
実はアプリで視聴するよりブラウザで
視聴したほうがバッテリーの減りが遅い
って知ってました?
自動画質調整が原因
何故専用のアプリがあるにも関わらず
ブラウザ視聴の方がバッテリー消耗が
激しいのかというと
アプリに搭載されている「自動画質調整」
機能がバッテリーをより多く使用する。
ということなんです。
つまりアプリはお使いのデバイスに最適化
された映像の提供を行うために、自動で
画質調整を行ってくれます。これにより
ユーザーは設定を変更することなく、
デバイス毎に最適化された映像を楽しめる
ということ。
非常に利便性の高い機能となっているの
ですが、この機能によってバッテリーの
消耗が速くなってしまっている。という
ことです。
ちなみに「自動画質調整」につていは
iPhoneやiPadなどのIOS端末では関係
ありません。
こちらはYouTubeの公式ページ記載の
ものですが、IOSデバイスは画質調整を
行うことも「自動画質調整」が勝手に
行われることもありません。
(行えないため)
ですので、今回ご紹介するブラウザ視聴で
バッテリー消耗を抑えるという方法はIOS
以外のデバイスでのお話です。
節電効果はどのくらい?
実際に手元にあるデバイス(Galaxy S8)で
実験を行ってみたところ、下記のような
結果になりました。
【実験条件】
同一のスポット・時間帯から同じ
30分の動画を視聴し、どの程度
バッテリー消耗に違いがあるか。
【実験結果】
ブラウザ視聴・・・10%使用
アプリ視聴 ・・・12%使用
明るさの自動調節やバックグラウンド
アプリの停止等、細かな条件については
可能な限り対応しました。
【ブラウザ視聴】
【アプリ視聴】
上記から分かるように
30分の動画視聴で2%の
節電効果が得られました。
これはデバイスによって画質調整が
異なるため一律の結果ではありませんが
充分に節電効果が期待できる数値です。
更に長い時間再生を行えば、より大きく
結果が乖離したことでしょう。
普段使い慣れているアプリのほうが
使い勝手は良いと思いますが、日頃
からYouTube視聴を欠かさないという
人にとっては大きな効果が期待できる
方法ですので一度お試しいただければ
と思います。
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