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海外で携帯、スマホを利用する前に必ず読んでほしい6つの注意事項

仕事や旅行、結婚式など人それぞれ海外に行く理由はあることかと思いますが、そんな時に必ず持っていくのがスマートフォンを始めとした携帯電話。

 

海外だからこそ無くてはならないデバイスですが、何も知らずに持っていくと後で大変なことになるかもしれません。

この記事について

この記事では海外での携帯電話の使用に関する6つの注意事項を、項目ごとに分け解説させていただきます。

 

それらは全てiOS(iPhone、iPad)やAndroid、Firefox、WindowsなどのOSを搭載したデバイスを前提として進めさせていただきます。

 

全ての方に該当する項目となっていない可能性はあるものの、後々になって大きな問題になることもありますので、海外へ行く前には全ての項目に目を通していただくことを勧めます。

高額な料金請求に注意

なんのプラン変更も行わないまま、日本を旅立ち、海外で近況をSNSにアップ。なんてことをすれば、後で驚くほどの高額請求が待っているので注意しましょう。

 

例えばソフトバンクであれば、25MB以上のパケット通信をしてしまうと51,200円~の請求が発生します。GBではなくMGですのでご注意ください。

 

25MBと言うパケットがどの程度か、例を挙げて説明すれば下記のようになります。

 

【25MBで利用できる目安】

  • YouTubeを2.5分再生
     
  • LINEの音声通話を1時間
     
  • LINEのビデオ通話を4.5分
     
  • サイトを165ページ閲覧

※これらの動作全てを行って25MBではありません、どれか一つの項目の動作を行うだけで25MBに到達します。また、これらは電波の強弱などの環境により変化するため、目安としてお考えください。

見ていただいてお分かりのように、僅かな利用でも25MBと言うパケットは簡単に超過してしまいます。
 
 
海外でたった2分半のYouTubeの動画を閲覧するだけで5万円以上の料金請求が来るんです。とても怖いですよね。
 
 
当然、請求金額は全額払う義務が生じますので、知らなかったと言うのは通用しません。
 
 
もしも、日本で利用している時と同じように海外で利用すれば、更にとんでもない金額の請求が来ることは説明するまでもないでしょう。
 
 
海外に日本で使っているスマホを持っていっても、多くの場合通信が行えます。しかし、海外と日本では電波の提供元が異なりますので、料金も海外向けの高額なものとなってしまいます。
 
 
ちなみに、このように知らず知らずのうちに、パケットを多く利用してしまったことが原因で、後の請求が払えなくなることを「パケ死」と呼びます。
 
 
このような事態を防ぐために、各キャリアでは海外向け専用プランというものが用意されています。各社ホームページへのリンクを貼っておきますので、ご確認ください。
 
 
 
皆さんもパケ死にならないよう、必ず事前に契約キャリアに出向いて海外向けの専用プランに変更してから、日本を発つようにしてください。
 
 
 場合によっては現地のSIMを利用したり、プリペイド式の携帯電話を空港で購入するという方法もありますので、ご検討ください。
 
 
どれもこれも面倒臭いけど、高額な料金を払わずに海外へスマホを持って行きたいという方は
  • データローミングをオフにする
  • モバイルデータ通信をオフにする
  • 機内モードをオンにする

この3つの設定を全て行うことで通信が遮断され、高額な料金請求は発生しません。ですが、同時にインターネットの利用が行えなくなりますので、利用できる機能はカメラ等に限られます。(Wi-Fiではこの限りではありません)

 

厳密に言えば、3つ目の機内モードはオンにせずとも料金請求はありません。しかし、念の為オンにすることを勧めます。

Free Wi-Fiに注意

海外では通信さえ行わなければ、高額な料金請求が発生することはありません。

 

ですので、先程ご紹介した設定を行った上でフリーWi-Fiスポットを利用すれば料金請求が発生しない状態で、海外でインターネットを使用することが可能となります。

 

しかし、ここにも注意点があり、フリーWi-Fiは誰でもアクセスが可能という性質上、悪意のあるユーザーが潜んでいる可能性があります。

 

悪意のあるユーザーが潜むネット回線で余計な通信を行ってしまうと、IDやパスワード、クレジットカード情報等の個人情報が流出してしまう恐れもあります。

 

フリーWi-Fiを利用するな。と言う訳では無いものの、Wi-Fi内ではログインや決済は行わないようにしましょう。

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スマホはなるべく機内へ

渡航する国や航空会社によりますが、空港スタッフの中には客が預けた荷物を盗む悪意のある従業員も居るので注意しましょう。

 

過去にはアメリカのニューアークリバティー国際空港で、複数の検査官がいたるところで盗みを働いていることが公となりました。盗んだ客の荷物はネットで販売していたとのことです。

 

このように従業員と言えども油断は禁物です。特にスマートフォンなどのデバイスは、金銭の次に狙われやすい物だと言えるでしょう。

 

可能な限り手元から離さず、どうしても機内に持ち込みができない場合には、キャリーケースの中の、なるべく目の付きにくい場所に保管することを勧めます。

スマホの管理は厳重に

空港を出ても、まだまだ安心は出来ません。

 

国の治安は様々ですが、世界的に見ても日本は安全な国だと言われています。それ故、危険に鈍いと思われているのか、日本人は海外で狙われやすいそうです。

 

海外ではスマホを使っていると、後ろからスッと端末を持っていかれるなんて話を耳にすることも少なくありません。

 

もちろん、盗まれる物はスマホだけとは限りませんが、バッグなどは盗まれないように用心しているでしょう。

 

スマホは小さなデバイスで使用頻度が高いだけに、何処かに置き忘れてしまったり、落としてしまうと言ったこともあるはずです。

 

そういった場合には手元に戻ってくる可能性はとても低いものになりますので、充分にご注意ください。

 

また、盗まれたり拾われたデバイスを使ってイタズラを行ったり、個人情報を流出させると言うことも考えられます。

 

あなただけでなく、スマホに登録されている家族や友人にも被害が及ぶ可能性もあるという事を頭に置き、スマホの管理は厳重に行ってください。

 

万一に備え、GPSアプリでデバイスの所在地を知る手立てを作っておく方法もお勧めです。

プラグの違いを知る

海外と日本ではボルト数(V)やプラグ(コンセント)の形状が異る場合があります。事前に渡航する国のプラグ形状及び、電流を確認しておきましょう。

 

お使いの充電器にはこのように、対応しているボルト数が記載されているはずです。使用国に適合したものをお選びください。

正しいものを用意しなければ、海外で充電が行えなくなってしまいます。その際、変換プラグが必要となる場合があります。忘れずに用意しましょう。

 

また、ボルト数が異なるものを使用してしまうと最悪の場合、火災の可能性もあるので注意してください。

モバイルバッテリーは 預け手荷物の利用不可

海外でコンセントから充電を行わなくても良いように、モバイルバッテリーを用意される方も少なくないことでしょう。

 

しかし、モバイルバッテリーは預け手荷物への預け入れが不可能となっています。手荷物として機内へ持ち込むことは許可されていますが、事前にそのことを理解しておきましょう。

飛行機にモバイルバッテリーの持ち込み禁止は嘘!?容量の限度は?
SAMSUNGの端末が一部、飛行機内に持ち込み禁止になったと言うニュースが記憶に新しいように、バッテリーというのは飛行機内への持ち込み要件が非常に厳しくなっています。 旅先では非常に重宝するモバイルバッテリーも例外ではなく、飛行機内に持ち込

詳しくはこちらの記事で記載しておりますが、発火などが不安だと言う方は、渡航先に合ったコンセントを確認し、変換プラグを用意しておきましょう。

まとめ

近年では日帰りで海外へ行くという事も充分に可能となっていますが、スマホの注意事項だけでもこれだけあります。

 

航空会社選びやチケットの手配、現地のホテル調整など、海外へ行く際に行うべきことは山のようにあります。そして、それぞれに注意事項が存在します。

 

どこに注力して何に対するリスクを避けたいのかと言うのは、個人個人異なる部分でしょう。

 

しかし、最も大切な「命」の次に挙げられるであろう「お金」に関しては、お読みいただいた通り、スマートフォンも大きく関係しています。

 

海外へ渡航する際には最低限、海外向け料金プランへの変更だけでもお済ませください。

スマホ男

スマホのグレーな使い方を教えたがる狂気のピエロ。裏技記事を読んでもらうことに喜びを覚え、読まない相手がいると顔の皮を剥いでコレクション化する。
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