目の疲れや、視力の低下に効果的と言われているブルーライトカット製品の数々。しかし、それらは意味のないものだと意見する人も少なくありません。
実際に使用している人の意見に併せ、ブルーライトカットは目を守るために効果はあるのか。その真相を纏めました。
そもそもブルーライトとは
ブルーライトは光の波長が380-495nmのものを指しており、人間が捉えられる光線の中でも紫外線に並び、エネルギーが高い部類です。
長時間そのエネルギーを受け続けることで網膜が影響を受けてしまい、目の疲労や視力の低下に繋がると言われています。
噛み砕いて説明すると、パソコンやスマートフォンのディスプレイから発せられる光の中で、人体に悪影響を及ぼす可能性のある光の総称です。
ここだけを読めば、不必要に網膜へ影響を与えることを抑えるための、ブルーライトカットは効果的と言えるでしょう。
しかし、実際には太陽光や蛍光灯からもブルーライトは発せられています。つまり、パソコンやスマートフォンが普及する前から人類はブルーライトを浴びていた事になります。
エネルギーの違いはあることと思いますが、日常生活内で発生するブルーライトをパソコンやスマートフォンから発せられる光のみ遮断したところで、意味が無いのかもしれません。
使用者の意見
実際にブルーライトカット製品を使用しているユーザーは数多く存在します。それらのユーザーの肯定的・否定的な声を纏めたものがこちらです。
【肯定的な意見】
- パソコンを長時間使用する職務についているが、明らかに違いが実感できる。
- 未使用状態と比べ、目の疲れが激減した。
- 思い込みかもしれないけど、目が疲れにくい気がする。
- 長時間のパソコンでも、目が痛くなることが無くなった。必須のアイテム。
【否定的な意見】
- 使ってみたけど、効果が全く分からない。
- 調色の関係か、使っていて気分が悪くなる。
- 全然効果が分からない。そもそも10%程度カットしたところで効果はあるのだろうか。
- 効果は無いし、若干色が突いていて変な感じ。
ユーザーの意見はとても極端に別れています。全く同じ製品を使用している訳では無いはずですので、製品による性能の違いもあることでしょう。
現在ではブルーライトカットのコンタクトやフィルムなど様々な製品が登場していますが、こちらの意見は、ブルーライトカットの眼鏡を使ったことがある人に対した問うたものです。
しかし、どの製品の場合でも意見は同じように分かれるようです。
結局効果はあるのか?
これらの経緯から結論をお伝えすると、効果は少なからずあると言えます。しかし、それらの効果や実感は個人差が大きく、人によっては製品が合わない人も居る場合があるようです。
確かにUVカット製品のように99.9%カットと言うことは難しいようですが、少しでも目の負担が和らぐ可能性があるのであれば、使ってみる。というのもアリかもしれません。
また、「思い込み」で効果を実感できる人も居ることでしょう。ですが、思い込み(プラシーボ効果)もバカにはできません。実際にそこから効果を得られることも往々にしてあります。
合う、合わないが大きい製品となっていますが、視力の低下や目の疲れが気になっている方は、一度試されてみてはいかがでしょうか。
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