「スマホが突然動かなくなった!戻るボタンもホームボタンも押してみたが反応がない・・・。」
そんな経験ありませんか?最近のスマートフォンであればフリーズする頻度も少なくなりましたが、使用方法次第ではまだまだ充分に起こりうる問題です。
そんな時に備えて、スマホがフリーズする原因と、フリーズしてしまった時の対処法、未然に防ぐ防止策をご紹介していきます。
こちらの記事で紹介する内容は、手順等が異なる可能性があるものの、フィーチャーフォンやガラホ、タブレットでも活用できる内容となっています。
フリーズする原因は?
スマホがフリーズする主な原因はメモリ(RAM)の容量不足です。
本体容量のストレージはROMですので、似たような言葉となっていますが、誤認のないようご注意ください。
ですので、RAMの容量不足を解消するために本体ストレージの写真などを削除しても、直接的な効果はありません。
分かりやすい説明を行うために、調理場を例に噛み砕いて説明すると、RAMとは調理台になります。ユーザーが色々と指示(注文)を出すと、スマホはそれを処理(調理)するためにRAM(調理台)を使用します。
指示(注文)が少ないうちはRAM(調理台)にも余裕がありますが、指示(注文)が多くなるとRAM(調理台のスペース)が足りなくなってきます。作業が完了したアプリ(板や包丁)を片付けなければ、新たな指示(注文)に対してのRAM(調理台のスペース)が確保できません。
このような状態が連続して発生することで、スマホがフリーズしてしまいます。
しかし、端末が古いモデルであればCPUの性能不足で処理が追いつかず、フリーズしているケースも考えられますので、一概にRAMだけが原因とは言えません。
これから紹介する方法を実践しても改善しない場合には、CPUの性能不足や端末の故障の可能性も考えられますので、メーカーやショップに相談することを勧めます。
フリーズを未然に防ぐには
フリーズを未然に防ぐには、使用していない不要なアプリの動作を終了させることが望ましいです。
しばらく使用する予定が無いにも関わらず、RAMの容量を専有しているとパフォーマンスや節電効果の面から見ても望ましくありません。
しかし、ここで注意していただきたいのが、全てのアプリを終了させてしまうと、節電効果の面でデメリットが発生してしまう可能性があると言うことです。
今回の問題の原因であるRAMの容量だけを見れば、より多くのメモリを確保できるので望ましいと言えますが、ここで終了させるアプリは今後しばらく使用する予定の無いものだけに留めておきましょう。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
それでは、バックグラウンドで待機しているアプリを終了させる手順を見ていきましょう。
iPhone 待機アプリ終了手順
iPhoneのバックグラウンドで待機しているアプリの終了手順をご紹介します。とても簡単な手順となっていますので、数秒あれば完了するでしょう。
また、iPhoneにはあまり知られていませんが、リフレッシュ機能も搭載されています。併せて活用することで、より未然に防ぎやすくなると言えます。
それでは待機アプリの終了方法を見ていきましょう。まず、ホームボタンをダブルクリックします。
しばらく使う予定の無いアプリを下から上にスワイプします。
以上でアプリの終了は完了です。これで待機アプリを終了した分、メモリ(RAM)容量が確保されたことになります。
Android 待機アプリ終了手順
Androidのバックグラウンドで待機しているアプリの終了手順をご紹介します。iPhone同様、とても簡単な手順となっていますので、数秒あれば完了するでしょう。
ホームボタンの右側にある「□」をタップします。
(Galaxyシリーズはホームボタンの左側にあります)
しばらく使う予定の無いアプリの「×」をタップします。
以上でアプリの終了は完了です。これで待機アプリを終了した分、メモリ(RAM)容量が確保されたことになります。
フリーズ後の対応
気を付けていても、端末がフリーズしてしまうこともあるでしょう。
そんな際は、処理が多くなっていて一時的に動作が行えなくなっていることも考えられますので、しばらく操作を行わず待ってみましょう。
しばらく待っても、操作を受け付けない場合には、強制終了を行いましょう。
iPhone 強制終了の手順
ホームボタン+電源ボタンをAppleのロゴマークが表示されるまで長押ししましょう。ロゴマークが表示されれば、各ボタンから手を離してください。
自動的に起動が始まりますので、フリーズが再発しないように先の手順でバックグラウンドの待機アプリを終了させましょう。
Android 強制終了の手順
電源ボタンを画面が消えるまで長押ししましょう。その後10秒ほど時間をあけてから電源を入れ直せば起動するはずです。
無事に起動すれば、フリーズが再発しないように先の手順でバックグラウンドの待機アプリを終了させましょう。
まとめ
スマホがフリーズする原因は先にも記載した通り、多くの場合がRAMの容量不足によるものです。
頻繁にフリーズが発生するようであれば、よりRAM容量の大きい端末に買い換えることも検討してみてください。
また、外出先で急にフリーズしてしまい対処法を調べようにも、調べられない。と言う事態になることも想定できますので、フリーズが起こってしまった際の対処法だけでも、頭の片隅に入れておいていただければと思います。
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