海外に電話をかける、または海外から日本に電話をかける、これらの国際電話は相手の電話番号を知っているだけでは発信することができません。
こちらの記事では、携帯電話から正しく国際電話を発信するにあたっての手順をご紹介していきます。
国際電話の掛け方
携帯電話から国際電話をかけるには、こちらの2つの情報を事前に分かっている必要があります。
- 相手の電話番号
- 相手の国番号
「相手の電話番号」については当然必要となるのは周知のことでしょう。しかし、「国番号」については耳にしたことが無いと言う方も少なくないかもしれません。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
国際電話は「電話番号」と「国番号」を組み合わせて発信する必要があり、更に「+」または「010」もそこに組み合わせなければなりません。
「+」はダイヤル画面で0を長押しすれば表示されます。
また、ご注意いただきたいのが発信先の電話番号の先頭の数字が0の場合は0を入力せずに発信するということです。
言葉で説明するととても複雑に感じてしまいますが、難しいものではありません。発信例を見ていたいた方が分かりやすいでしょう。
【イギリス(国番号:44)への発信例】
~電話番号:090-1111-XXXX~
- +44-90-1111-XXXX
または
- 01044-90-1111-XXXX
このように、「+」または「010」を付ける、その後に国番号、最後に先頭の0を抜いた電話番号という形になります。
発信するにあたりルールはあるものの、順番さえ間違わなければ問題なく発信が可能です。このように組み合わせて発信しましょう。
【国際電話を掛ける手順】
- 「+」+「国番号」+「電話番号」
または
- 「010」+「国番号」+「電話番号」
※いずれの場合も「電話番号」の先頭の文字が0の場合には、先頭の0を抜いた電話番号を入力してください。
国際電話の受け方
国際電話の受けるための設定は、特に必要ありません。国内電話と同じように、かかってきた電話に出ていただければ通話が可能となっています。
ただ、キャリアの契約内容によっては海外からの電話を着信しないようにするオプションも存在するため、そのあたりはご自身でご確認をお願いします。
海外から着信があった場合には日本国内と仕様が異なりますので、通常の電話番号がそのまま表示されないことがあります。 また、同じ相手先(発信者)でも電話を受ける毎に、番号表示が異なることもあります。
【番号通知の表示例】
- 国番号から相手先番号まで全て表示
- 非通知
- 通知不可
- 無表示
- 国際電話網の中継局
- ランダムな数字の羅列など
まとめ
ご覧いただいたように、国際電話はとても簡単に発着信することが可能です。
多くのユーザーは利用しないサービスとなっていますが、デバイスひとつであらゆる国と繋がれると言うのは非常に大きなメリットとなっています。
今回の手順は海外に友人がいないと言う方でも、海外旅行の際などに役に立つ知識となっていますので、覚えておいて損はないでしょう。
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