「もうすぐ出掛けるのにスマホの充電が無い!今から充電しても1日持たないし、、。どうしよう〜!!」
スマホを充電するには、最低でも2~3時間程度無ければ満タンに充電するのは難しいと言われていますが、このようにどうしても早く充電を済ませたいという場面もあることでしょう。
今回はそんなシーンも含めた、あらゆるシーンで活躍する機内モードを使った充電方法をご紹介したいと思います。
機内モードを使って充電するとどのように充電スピードが変化するのか、Android、iPhoneの両デバイスで検証してみました。
機内モードだと充電が早いのか 検証方法は?
今回の検証ではバッテリー残量を50%にした状態から充電を行い、60%になるまでの時間を計測しました。
通常モードで充電した場合と、機内モードを使用して充電した場合、どちらの検証でも環境に違いが出ないように、バックグラウンドで動くマルチタスクや各アプリのバックグラウンド通信はオフにして、電波が安定したWi-Fi環境で検証を行っています。
ちなみに、機内モードを使用して充電すると充電速度が上がる。と言うことはインテルの公式アカウントでもツイートされています。
【トリビア】スマートフォンを充電する時、機内モードにすると通常よりはやく充電することができます!忙しい朝も効率よく充電できますね! pic.twitter.com/uAJGGI0qlz
— インテル【公式】 (@IntelJapan) 2014年3月19日
それではAndroid、iPhoneの検証結果を見ていきましょう。
機内モードだと充電が早い!?Androidの検証結果
【今回検証に使用した端末】
- Galaxy S8
- Android7.0
それでは、まずはAndroidの測定結果から見ていきましょう。測定は別デバイス(iPhone)のストップウォッチ機能を利用しました。
通常モードで充電した場合
通常通り充電した場合では、充電時間が19分23秒でした。
機内モードで充電した場合
一方、機内モードを利用して充電した場合だと14分31秒となり、通常モードで充電した場合と比べ4分52秒も充電速度が上昇しました。
10%の充電で分秒の差が出るということは、単純計算すれば100%だと分秒の時間差が生じることになります。
実際には、このような計算方法通りの差が出ることは考えづらいですが、iPhoneの場合と同じく機内モードを利用すると充電速度が短くなることは間違いないでしょう。
機内モードだと充電が早い!?iPhoneの検証結果
【今回検証に使用した端末】
- iPhone6s
- iOS8.1
それではAndroidの次に、iPhoneの検証結果を見ていきましょう。測定は別デバイス(Android)のストップウォッチ機能を利用しました。
通常モードで充電した場合
通常モードで充電した場合では、充電時間が20分37秒でした。
機内モードで充電した場合
一方、機内モードを利用して充電した場合だと15分48秒となり、通常モードで充電した場合と比べ4分49秒も充電速度が上昇しました。
10%の充電で分秒の差が出るということは、単純計算すれば100%だと48分01秒(約)の時間差が生じることになります。実際には、このような計算方法通りの差が出ることは考えづらいですが、機内モードを利用すると充電速度が短くなることは間違いないでしょう。
機内モードだと充電が早い!? まとめ
今回検証した端末はAndroid(Galaxy S8)とiPhoneのみでしたが、いずれのデバイスでも機内モードを使えば通常モードで充電するよりも早く充電が行えます。
具体的な充電の短縮時間で言うと、0→100%の充電であれば30分~1時間程度は充電時間が速くなると考えられます。
前の日に充電するのを忘れて、朝に急いで充電した経験は誰しもあるはずです。今後もそのような場面が訪れた際には、今回紹介した「機内モード」を使った充電方法を試してみてください。
ただ、こちらの方法ではあくまで充電スピードをあげることしかできませんので、充電後のバッテリーの減り方ついては通常通り充電した場合と変わりません。充電を減らないようにしたいということであれば機内モードを使った節電方法をこちらで紹介していますので、併せて参考にしてください。
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