リバイバフォンはイギリスで開発された製品で、特殊な液体を使って水没したスマホを自分で直す、所謂スマホのセルフレスキューに一役買ってくれるアイテムです。
日本版の商品パッケージでは「魔法の液体」と言うキャッチコピーで販売が行なわれています。
水没したデバイスを再度水に浸けると言う、なんともシュールな製品ですが実際の効果はどうなんでしょうか?
「リバイバフォン」とは
リバイバフォンで水没スマホが復活する理屈は、デバイス内部に浸水したことが原因で起こった腐食性ミネラル成分を除去すると言うもの。
スマホ内部は主にバッテリーが面積の大きな割合を占め、残りのスペースはほとんどが基盤となっています。その上にカメラやストレージが乗っかっている構造ですが、その基盤自体が腐食性ミネラル成分に侵されてしまうと使用不可となるのは説明するまでもないでしょう。
リバイバフォンはそれらの基盤に付着したミネラル成分を安全に除去するための製品となっています。
こちらはメーカー提供のリバイバフォンを実際に使用した際の写真となっていますが、ビフォーアフターを比べると明らかに右側のミネラル成分が除去されているのが分かります。
使用方法
製品の使用方法は至って簡単で、水没スマホをリバイバフォンの液体の中に7分間沈めるだけです。
水没後スグのスマホを入れた方が効果は高いと思われますが、製品紹介では「水没後1週間以内の使用で90%の復活率」と記載があります。
とても高い復活率となっており、1週間以内であれば対応可能なようですので、他の復活方法を試した上での最終手段として用いることもできますね。
一般的な水没後のセルフレスキューはこちらで紹介しています。
また、基本的には水への着水を考慮して作られた製品だと思われますが、製品のプロモーションビデオではビールの中にiPhoneを落として復活させる動画も公開されています。
実際の効果は?
商品自体の価格は3,000円でお釣りが来る金額となっており、高額な修理代金と比べると安くなっています。しかし、実際の効果はどうなっているのでしょうか。
アマゾンのレビューを確認する限り、5段階評価で平均値を取ると2の評価となっています。これは低評価に位置づけられ、合計評価数も現時点で41件挙がっていますので偏った内容となっていることはありません。
使用者の声はこのようになっており、「復活した」と言うレビューの方が圧倒的に少なくなっています。ただし、「復活した」と言う声もゼロではありませうんので、状況次第では活躍してくれる可能性もあるようです。
水没をした際の基本的な対処法で解決できなかったユーザーは、こちらの製品を試してみるのもひとつの手段と言えるでしょう。
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