スマホには「機内モード」と「ドライブモード」がそれぞれ別の機能として用意されています。ネーミングから利用シーンは想像出来ると思いますが、各機能の違いはご存知でしょうか?
「機内モード」とは
機内モードは飛行機に乗る際に利用する機能で、飛行機の操縦機器に悪影響を及ぼさないよう、電波を遮断するためのものです。
スマホやフィーチャーフォンの電波を全てオフにすることが可能で、3Gや4G(LTE)、Wi-Fiと言った通信を一括操作で簡単にシャットアウトすることが出来ます。
※機内モードを設定した段階ではWi-Fiは自動でオフになりますが、その後手動でWi-Fiをオンにすることで機内モード+Wi-Fiと言う使用方法も可能です。
全ての通信機能が使えなくなりますので、ネットも電話も使用が不可能となります。
「ドライブモード」とは
ドライブモードは公共モードと呼ばれることもあり、運転中に利用する機能となっています。
ドライブモード設定中に着信があると、発信した相手には、
「ただいま運転中のため電話に出られません。後ほどお掛け直しください。」
と言うアナウンスが流れ、電話に出られないことに加え、車を運転中であるという状況を伝えることが可能です。
着信機能を遮断する訳ではありませんので、ネットも電話も使用が可能です。
「機内モード」と「ドライブモード」の違い
先の説明からお分かりのように、機内モードとドライブモード(公共モード)の違いは、通信機能を遮断するかしないか、と言うことになります。
- 機内モード・・・通信機能を遮断する
→電話もネットも使えない
- ドライブモード・・・通信機能は遮断しない
→電話もネットも使える
このように明確な違いがあります。これらの各機能の違いを知ることで、本来の利用シーン以外でも機能を活用することが可能となっています。
機能を知って便利に使う
名前の通り「機内モード」は飛行機に乗る際に使用する機能、「ドライブモード」は運転中に使用する機能となっています。しかし、それらは”本来”そう利用するために作り出された機能ですが、別の利用シーンでも大いに活躍してくれます。
「機内モード」の活用例
- 機内モード+Wi-Fi接続で電話機能をオフにし、ネット通信に集中する。
→電話が着信しないので、邪魔されたくないオンラインゲームをプレイする際に役立ちます。
- 勤務中や友達と遊んでいる時など、スマホを触らない時にボタン一つで通信をオフに出来る。
→通信機能を全て遮断することで、無駄なバッテリー消費を減らせます。
「ドライブモード」の活用例
- 運転中以外にも電車や会議の場などに設定することで、相手に電話に出られない旨を伝える。
→基本的に流れるアナウンスを変更することはできませんが、電話に出られないということを簡単に相手に伝えることが出来、連続した着信を防ぐことが出来ます。
機内モードを使った節電術については、こちらの記事で紹介しています。
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