「家のネットが遅くてイライラする!どうにかして回線の速度を早くすることはできないの?」
皆さんもこのようなお悩みをお持ちではありませんか?
どれだけ待っても読み込み中のまま進まなかったり、ページ移動の度に何十秒も待たされてはストレスが溜まる一方ですよね。
そこで今回は、そんな人に知ってほしいインターネットが遅い原因7選と、その改善方法をご紹介していきたいと思います!
この記事を読むことでサクサク動く快適なインターネット回線が手に入りますので、ぜひ参考にしてみてください!
インターネット回線が遅い原因7選!
まずは、根本的に皆さんがお使いのネット回線が本当に遅いのかどうか、数値化して確かめてみましょう。
BNRスピードテストというサイトで15秒もあれば速度を数値化できますので、皆さんも試しに速度計測を行ってみてください。
ちなみに、eo光を契約している私の環境ではこのような結果となりました。
最高速度434.8Mbpsと聞いてもピンとこないかもしれませんが、これはかなり早い数値となっています。
一般的には10Mbpsあれば通常使用でストレスのない数値だと言われていますので、もしも皆さんがそれよりも数値が低かった場合、遅い回線だと言えるでしょう。
ただし、回線の速度は混雑状況によって上下しますので、夜の9時以降などのゴールデンタイムはどうしても数値が落ち込みます。
ちなみに、パソコンやスマホでYouTube動画を見る人も多いと思いますが、YouTubeを快適に見るのに必要な速度は3Mbpsです。
そう考えると、10Mbps出ていれば充分な速さということにも納得いただけることでしょう。
それではここから、ネット回線が遅い原因とその解決策を見ていきたいと思います。
ネットが遅い原因1 固定回線のプランが100Mbps
まず最初に確認していただきたいのが、そもそも固定回線を100Mbpsで契約していないか?ということです。
固定回線のプランには100Mbpsと1Gbpsの2パターンあることが一般的ですが、通信速度が早いのは間違いなく1Gbpsのプランを選択した場合になります。(1Gbpsは100Mbpsの10倍の速度)
「安いから」と言う理由で100Mbpsを選択する人も少なくありませんが、毎月数百円の差額で快適な通信環境が手に入ることを思えば安い出費ではないでしょうか。
契約途中でもギガ数の変更は可能ですので、一度契約している通信事業者に確認してみることをオススメします。(中には工事が必要な場合もあります)
ネットが遅い原因2 LANケーブルのスペック不足
意外と見落としがちなものの1つにLANケーブルがあります。
LANケーブルは形状こそどれも同じですが、実は契約しているネットの速さに対応したLANケーブルを選択しないと本来の速さを発揮できません。
一度、お使いのLANケーブルのコネクタ近くにある「CAT○○」という記載を確認してみましょう。
画像引用元:NURO光 HP
ここにある記載でLANケーブルの種類が分かりますので、可能な限り「CAT5e」以上のスペックのケーブルを用いるのが望ましいです。
表記文字 |
LANケーブルの種類 |
対応通信速度 | 1Gbps契約の場合の推奨度 |
CAT5 | カテゴリー5 | ~100Mbps | x(通信速度低下) |
CAT5e | カテゴリー5e | ~1Gbps | ○(適切) |
CAT6 | カテゴリー6 | ~1Gbps | ○(適切) |
CAT7 | カテゴリー7 | ~10Gbps | ○(過剰性能) |
「昔からずっと同じLANケーブルを使っている」という人は、カテゴリー5の過小スペックの可能性がありますので、そういった場合には新しいLANケーブルを導入しましょう。
ちなみに、私は過剰性能になりますが、カテゴリー7のこちらのLANケーブルを導入しています。
ネットが遅い原因3 無線ルーターのスペック不足
WiFiをつかって無線接続を利用している方は、無線LANルーターも確認してみましょう。
以前から長く使っている無線ルーターほど、このような症状が起こりやすいので、心当たりのある人はそろそろ替え時です。
- 複数台のデバイスを接続するとネットが遅くなる
- 無線LANから離れると極端に通信速度が低下する
- ときどきWiFiが途切れることがある
現在では数年前よりも遥かに高スペックなルーターが多数登場しており、強力な電波をより遠くまで飛ばせる設計になっていますので、快適に通信をしたい方はルータの買い替えも重要です。
ちなみに、我が家ではこちらのバッファローのルーターを採用していますが、家族全員で5台以上つないでも全然へっちゃらです。
ネットが遅い原因4 セキュリティソフトの重複動作
安全にインターネットを楽しみたいという理由から、複数のセキュリティソフトを導入している人も少なくありませんが、セキュリティソフトが増えれば増えるほど通信速度は遅くなります。
正しくは通信速度が遅くなるわけではなく、危険性のないページかどうかを判断する作業に時間がかかっているわけですが、利用者としては「なかなか繋がらない」と感じてしまうことでしょう。
Windowsをお使いのユーザーであれば、こちらの手順でセキュリティソフトの状態を確認できますので、一度設定を確かめてみてください。
- [コントロールパネル>セキュリティ>セキュリティの状態の確認]
※使わないものはアンインストール、または、無効化すると良いでしょう。
特に、マカフィーのウイルス対策を強固に施している方は、ネット通信に障害がでることが多くなっていますので、セキュリティレベルを下げるか、別のソフトを導入するのも良いと思います。
ネットが遅い原因5 デバイスのスペック不足
パソコンにもスマホにも言えることですが、定期的な買い替えは必ず必要になってきます。
インターネットのサイトや各種ソフトウェア(アプリケーション)は、その時に主として使われているデバイスに合わせて作られますので、古いデバイスを使っていて読み込みに時間がかかるのは仕方のない問題です。
1年2年で買い換えろとは言いませんが、5年に1度くらいは新しいデバイスに買い換えるほうがセキュリティ的にも望ましいと言えます。
ちなみに、デバイスの値段は少なからず「安かろう悪かろう」という側面がありますので、安いものを買えばそれだけスペックが低く、結局は安物買いの銭失いになる可能性もあることを頭に入れておくといいでしょう。
個人的には、5年経ってもサクサク動作してくれるApple製品がオススメです。特にMacBookはあらゆるシーンで活躍してくれますよ。
ネットが遅い原因6 メモリ不足
インターネットの接続以外の動作も遅い場合には、使用できるメモリが不足している可能性も考えられます。
メモリにはアプリで作成される一時ファイルや、ブラウザのWEBページの閲覧情報などが一時的に保存されているわけですが、これらのデータを削除することでハードディスクの空きが増え、動作速度の改善が望めます。
メモリの空き容量を増やすクリーンアップの手順はこちらです。
- [エクスプローラー>PC>Windows(C:)を選択>管理>クリーンアップ]
※手順はとても簡単なものとなっていますが、一度削除したファイルは復元できませんので実行には注意が必要です。
こちらの作業は可能であれば半年に1度は行いたい作業ですので、手順を覚えておくと良いでしょう。
ネットが遅い原因7 プロバイダのキャパオーバー
利用しているプロバイダに混雑が生じていると、ネットの通信速度も低下してしまいます。
プロバイダはユーザーとインターネットを繋ぐ橋渡し役のような存在ですが、インターネットに接続するユーザーが多すぎると、どうしてもプロバイダの橋を渡りきる前に混雑に巻き込まれてしまいます。
プロバイダのキャパシティは会社によって異なるものの、最近では「v6プラス」という混雑に巻き込まれないサービスを提供するプロバイダも増えてきましたので、そういったところに乗り換えるのも1つの手段でしょう。
参考記事>v6プラスのメリットデメリット!対応プロバイダやオススメの光回線は?
また、こちらでは個人個人に合ったオススメのプロバイダも紹介していますので、参考にしてみてください。

ネットが遅い原因8 サーバー負荷
ネットの速度が遅い原因は、実はユーザー側ではなくサーバー側にある可能性も考えられます。
上限人数が1,000人までの会場に1,500人は入れないように、皆さんが接続しようとしてるサイトもキャパシティがオーバーしているのかもしれません。
全く別のサイトを閲覧してみて、そちらは問題なく読み込めるようでしたら、それはサーバー側の問題となっていますので、ユーザー側では解決のしようがありません。
アクセスが落ち着くまで待つか、サイト運営者がよりキャパシティの大きなサーバーへ切り替えるのを待つしかないでしょう。
インターネットの遅い速度を早くする解消法 まとめ
いかがだったでしょうか?
インターネットが遅い原因を調べるとキリがありませんが、多くの場合、今回ご紹介した内容を実践すると解決できるはずです。
ネットを見ていると「ソフトバンク光が遅い」「フレッツ光だから遅い」「ドコモ光が悪い」と言った口コミも少なくありませんが、ネットの通信状態は家の環境やエリア、障害物などで大きく変動してきます。
一概に、「○○だから遅い」と言う評判は当てになりませんので、まずはできることからやっていき、遅い原因を1つずつ潰していくのが快適な通信環境を手に入れる近道だと言えるでしょう。
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