「iPhoneを復元したいんだけど、復元方法がイマイチ分からない・・・。簡単なやり方って無いの?」
バックアップや復元と言った大事なデータを扱う作業は、機械に詳しくないと中々手を付けられないイメージがありますよね。
中には、不安で一度も自分でやったことがないと言う人も少なくないことでしょう。
ですが、今回はそんな人でも安心な、iTunesやiCloudを使った復元方法をご紹介したいと思います。
原理は分かっていなくとも、画像と同じように操作すれば簡単に完結してしいますので、初心者さんも是非挑戦してみてください!
ちなみに、iPadやiPod touchでもやり方は同じです。
✔iPhoneに欠かせないバックアップには・・・!
- 基本的なバックアップの取り方!
⇒iPhoneのバックアップの取り方!iTunes・iCloudのやり方と復元方法は?
- 自動でバックアップが取れる超便利なアプリ!
⇒スマホデータのバックアップアプリはコレで決まり!PC不要のクラウド管理方法とは?
iPhoneの復元方法!iTunesを使ったやり方は?
それでは、まずはフリーソフトのiTunesを使った復元方法からご紹介していきたいと思います。
iPhoneの復元ソフトはiTunes以外にも色々な物がありますが、やはりiPhoneを提供するAppleが開発したiTunesが一番安心ですよね!
インストールがお済みでない方は、コチラのダウンロードリンクからどうぞ!(Windows、MAC共に対応)
iTunesのインストールが完了すれば、iTunesを開いていただき、編集の中にある設定(F)・・・をクリックします。※まだiPhoneはPCに繋がないでください
一般環境設定のウィンドウが立ち上がりますので、デバイスをクリックします。
iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない(P)にチェックを入れ、OKをクリックします。
ここで初めてiPhoneとパソコンをUSBケーブルで繋ぎます。※先の手順通り自動同期を解除しておかないと、勝手に同期が始まるので要注意!
iPhoneの画面にポップアップが表示されますので、信頼をタップします。
すると、パソコン側でもiPhoneが認識されて画面が切り替わりますので、このバックアップから復元をクリックします。
次に、iPhoneに復元したいバックアップファイルを選択します。
バックアップデータに間違いがないかよく確認の上、続けるをクリックします。
iPhoneの復元に数分かかりますので、しばらく待ちましょう。(データが多いと1時間近くかかることもあります)
復元が完了するとiPhoneが自動で再起動を始めます。これで復元は完了です。
iPhoneが復元できない原因は?
ここまでの手順を行ってもiPhoneの復元が行えない理由はいくつか考えられるものの、この2つが原因であることが多くなっています。
✔復元できない2つの原因
- 「iPhoneを探す」がオンになっている
→[設定>iCloud>iCloud>iPhoneを探す]からオフにできます
- iPhoneがロックされている
→パスコードを入力し、ホーム画面に入ることでオフにできます
どちらも簡単にオフにすることのできる機能ですので、iTunesでの復元に失敗すると言う人は確認してみる価値は充分にあるでしょう!
ここを改善しても復元が行えないと言う人は他の原因が考えられますので、こちらも参考にしてみてください↓
iPhoneの復元方法!iCloudを使ったやり方は?
お次は、PC不要のiCloudを使った復元方法を見ていきましょう!
iCloudで復元する場合には、初期化された状態のiPhoneでなければ復元作業を行うことができませんので、まずは本体のリセット手順からご紹介していきます。(既に初期化済みの方は飛ばしてください)
尚、初期化してしまうと全てのデータが1度削除されてしまいます。
バックアップファイルから復元で元に戻すのですが、元に戻せるデータはバックアップファイルの中にあるデータだけですので、バックアップ日よりも後に作成されたデータは元には戻りません。注意してください!
まずは設定のアプリを開きます。
一般をタップします。
リセットをタップします。
すべてのコンテンツと設定を消去をタップします。
iPhoneを消去をタップします。
もう一度、iPhoneを消去をタップします。
表示されているApple IDに対するパスワードを入力して、消去をタップします。
しばらくすると初期化が完了し、こんにちはの画面が表示されますので、スライドで初期設定に進みます。
次に、言語選択で日本語をタップします。
すると、Wi-Fiネットワーク選択の画面に切り替わりますので、自身の接続可能なSSIDをタップします。
WiFiのパスワードを入力します。
WiFiに接続できたらiCloudバックアップから復元をタップします。
Apple IDとパスワードを入力し、次へをタップします。
利用規約が一覧表示されますので、一通り目を通した上で同意するをタップします。
Apple IDの設定が完了するまで待ちましょう。
設定が完了すると、iCloudでのバックアップ履歴が一覧表示されますので、復元したいタイミングのバックアップデータを選択します。
復元が完了するまでしばらく待ちましょう。(データが多いと遅いです)
復元が終了するとホーム画面に移りますので、それで復元は完了です。
iPhoneの復元に失敗する原因は?
iTunesの場合と同様に、iCloudで復元に失敗する原因もいくつかの理由が考えられます。
その中でも特に原因として多いのがこの2つですので、該当していないか確認してみると良いでしょう!
✔復元できない2つの原因
- iOSが最新バージョンにアップデートされていない
→iOSをアップデート後、バックアップを取り直すことで改善可能
- 過去180日間、iCloudのバックアップが作成されていない
→バックアップを取り直すことで改善可能
iCloudでの復元はiTunesで行う場合よりも失敗することが多いので、可能であればiCloud+iTunesの2段構えでバックアップをとっておくと安心ですね。
その他の失敗の原因はこちらで詳しく紹介しています↓
iPhoneの復元のやり方 まとめ
いかがだったでしょうか?
初期のガラケーであれば機種変更などのデータ移行は、わざわざauショップやドコモショップに行かなければ行えませんでしたが、今や画像も動画も連絡先も、全て自分で移行できるのでとっても楽ですよね。
中にはエラーが出るなど、うまくいかないこともありますが、大体の問題は自分で解決できますし、1度覚えてしまえばこれほど便利なものはありません。
今後もApple製品を使っていく予定であれば、バックアップ&復元は早い段階で覚えるに越したことはないでしょう。
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