毎年年明けに発表が行われるスマホをメインの対象機種とした学割が行なわれるのは、携帯業界では恒例行事となっています。
しかし、毎年学割が行なわれていると言っても条件は年毎に変更されており、せっかく学割を楽しみに待っていたのに対象者ではなかった。と言う方も少なくないでしょう。
逆に過去には50歳でも80歳でも学割を受ける方法があり、お得に契約できた経験がある方も居るかもしれません。
今回の記事ではドコモの学割に焦点を当て、過去の学割内容から今後の学割がどうなっていくのか見ていきたいと思います。
ドコモ学割の条件!対象年齢は何歳から何歳まで?
ドコモの学割の対象が「U25」(25歳以下)になったのは、2015年のU25応援割という学割からです。
それまでは下記の学生及び、その家族が対象だったことを考えれば25歳以下と言う条件に暖和されたのは利用者としては嬉しいことですね。
【2014年以前の学割対象】
~下記のいずれかに該当すれば年齢制限無しに学割の適用が可能~
- 未就学児童
(赤ちゃん、幼児、保育園児、幼稚園児等) - 小学生
- 中学生
- 高校生
- 大学生
- その他学生
(専門学生、予備校生、通信大学生等) - 上記の学生の家族
ですが、2014年以前の学割であれば年齢制限はなく“26歳以上”であっても学生であれば学割の適用は可能でした。
2015年の学割をキッカケに学生であっても25歳以下でなければならなくなったのは、意外と知らない人も多いのではないでしょうか。(参照ページ)
その後の2016年、2017年、2018年の学割についても同じように「25歳以下」と言う条件が入っていますので、今後(2019年以降)の学割についても25歳以上学生の受付は行わない可能性が高いでしょう。
ですので、既に26歳以上と言う方は、わざわざ学割を待たずに早々に格安SIMなどへ乗り換えることを検討してみても良いかもしれませんね。
ドコモ学割の割引料金はいくら?近年減少傾向にある?
近年のドコモの学割は割引期間が1年間(申し込み月+12ヶ月)となっていますが、2013年の応援学割2013では割引期間が3年もありました。
当時の基本プランは「Xiタイプにねん 743円/月」だったので、743円×36ヶ月=26,748円の割引を受けることが出来たと言うことです。
しかし、近年は(年度にも寄りますが)割引金額が1,000円と多くなったものの割引期間が1年となっているので、1,000円×12ヶ月=12,000円しかありません。
累計の割引額だけ見ても倍以上開きがありますね。2013年の学割が以下に太っ腹なキャンペーンだったのかが分かります。(基本料金から値引きという点は当時から変わっていません)
それに当時は「他社からの乗り換えで本体代金が一括0円」と言うのが当たり前だったので、機種の本体代金も必要ありませんでした。いまから考えるととっても良い時代でしたね~・・・。
このように割引期間が短くなったことに加え、総務省から本体代金の値上げを強要されたことが拍車を掛け、これまでよりも一層格安SIMへの顧客離れが進んいるのが現状です。月額料金にこれだけ差があれば当然ですよね。
ドコモ学割の申し込み期間はいつからいつまで?
学割と言うと3~4月を思い浮かべてしまいますが、実は年明けすぐの1月から学割が始まっており、学割内容が年末に発表されることも少なくありません。
こちらはドコモの過去の学割申し込み受け付け期間ですが、1月中旬~5月末が一般的だと言うことが分かります。
【過去の学割申込受付期間】
- 2013年:1月18日~5月31日
- 2014年:1月14日~6月1日
- 2015年:1月30日~5月31日
- 2016年:1月28日~5月31日
- 2017年:1月20日~5月31日
学校が始まった後の5月末まで学割の受け入れ体制が行なわれているのは、ユーザーにとってはメリットが大きいと言えるでしょう。
また、ドコモはおよそ4ヶ月間に渡り学割を申し込めるようになっていますので、気付いたら学割の申し込み期間が終わっていた。と言うことは少ないはずです。
ドコモ学割は結局何月に買うのが得なのか?
学割のキャンペーンが4ヶ月間に渡り行なわれることは先に記載した通りです。その中で、どの月に買うのが最も得かと疑問に持たれる方も少なくないでしょう。
学割のキャンペーン内容は期間内で変更になることは稀ですが、携帯購入時の店舗キャンペーンは随時変更します。ですので、ここでは「学割は何月が得か?」と言うことではなく、「店舗キャンペーンも考慮して何月に契約するのが得か?」と言うことだとお考えください。
そのことを前提として私の経験から言わせていただければ、3月~4月が最も大きなキャンペーン(キャッシュバック)が行なわれ、お得に購入することが可能と言えます。
この月は学生の入試結果発表も終わり、需要が最も高まる時期ですので店舗毎にキャッシュバック競争が激化します。
総務省の指導が入ったとは言えある程度のキャッシュバックは認められていますし、中には現在でも規定違反のキャッシュバック額を付与している店舗も多くあります。
ちなみに、正規のショップで購入することは損になる場合が多くありますのでご注意ください。可能な限りこちらの記事で紹介している店舗で契約することをお勧めします。
今後のドコモの学割
今後のドコモの学割はここ数年と同じく割引期間が1年、割引額が毎月0~1,500円までだと考えられます。2017年には学割にまで総務省の規制が入るという話が出たこともありましたが、流石にそこにまでメスは入らないのではないでしょうか。
いずれにせよ学割に低料金を期待するのであれば、格安SIMへ乗り換えたほうが無難だと言えます。
全国展開しているイオンの格安SIMであれば、契約~初期設定までをある程度サポートしてくれますので初心者にも格安SIMへの乗り換えハードルが低いでしょう。
学割は過去のように大きな割引は期待できませんが、どうしても王手キャリアを使いたい25歳以下の方であれば活用しない手はありません。
年末にも携帯のキャンペーンは大きく展開されますが、あまり早まらずに年明けの学割の動向を確認されることをお勧めします。
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