「iPhoneの位置情報を偽装するためにiBackupBotで設定したけど、何故かマップアプリにSimulate Locationの項目がない!どうすれば表示される?」
せっかく面倒な設定を行ったのに、最後の最後でSimulate Locationが表示されていなければ嫌になりますよね。私も一番最初設定を行った頃は同じ問題に頭を悩ませました。
そこで今回はSimulate Locationが表示されない9つの原因と、その対処法をご紹介させていただこうかと思います。人によって原因は様々ですが、ひとつひとつ解決していきましょう!
iBackupBotを使って位置情報を偽装する方法はこちら!
Simulate Locationが表示されない原因と対処法は?PC編
まずは、パソコン側の操作で改善が望める方法から見ていきたいと思います。パソコンのOSはWindowsでもMACでも問題ありませんが、私はWindowsですので今回はWindowsのパソコン手順でご紹介させていただきます。(MACでも大差ありません)
ちなみに、いくらGPS情報を偽装したとしてもIPアドレスで検索すれば居場所の特定は可能です。まぁ相手にIPアドレスを知られることはほぼ無いですが、予備知識として知っておくと良いでしょう。
Simulate Locationが使えない原因1 暗号化のチェック
iPhoneをiTunesでバックアップする際に、iPhoneのバックアップを暗号化のチェックは外しましたか?(Can’t import file to an encrypted backupは暗号化にチェックが入っている場合に表示されるエラーです)
こちらのチェックを外してバックアップを行わなければ、Simulate Locationは上手く表示されません。
この暗号化のチェックは機種変更やMNP(乗り換え)で端末が変わる際、ラインのトーク履歴を引き継ぐためなどに付けられるものですが、過去に付けたチェックがそのまま残っている人も少なくありません。もう一度、チェックを外し忘れていないか確認してみましょう。
チェックが付いたままなっていたと言う人は、チェックを外してバックアップの手順からやり直してみてください。
Simulate Locationが使えない原因2 com.apple.Maps.plistが保存できない
私はこのパターンが原因だったことが多く、com.apple.Maps.plistのファイルは存在するが保存ができないと言った状況でした。
そして保存に失敗したcom.apple.Maps.plistは空になってしまい、何度保存をしてもSize(容量)は0のままでした。
容量が0と言うことはファイルの中にデータは何も入っていないという状態ですので、当然マップアプリにもSimulate Locationの項目は表示されません。
この場合、com.apple.Maps.plistのファイルが正常に動作しないか、壊れている可能性がありますので、インターネットから正常なcom.apple.Maps.plistをダウンロードしてインポートする必要があります。
まずは、問題のあるcom.apple.Maps.plistをクリックで選択し、画面上部のDeleteをクリックします。
削除確認のポップアップが表示されますので、はい(Y)をクリックします。
これで問題のあるファイルが削除できましたので、今度は正常なファイルを再度インポートしていきます。手順は次章と同じですので『Simulate Locationが使えない原因3』を読み進めてください。
Simulate Locationが使えない原因3 com.apple.Maps.plistが無い
iBackupBotアプリでコードを記述するcom.apple.Maps.plistの場所が見付からないと言う人は、手動でcom.apple.Maps.plistを追加する必要があります。
まずは、Backupsからcom.apple.Maps.plistのひとつ前のフォルダ階層まで進んでおいてください。
- iOS10以降の方
UserAppFiles→com.apple.Maps→Libirary→Preferences
- iOS7/iOS8/iOS9の方
SystemFiles→HomeDomain→Libirary→Preferences
こちらのダウンロードリンクへアクセスし、ダウンロードをクリックします。保存場所は分かりやすいデスクトップなどにしておきましょう。
次に、予めフォルダ階層開いておいたiBackupBotへ戻りImportをクリックします。
先程ダウンロートしたcom.apple.Maps.plistをダブルクリックします。
すると、先程まで存在しなかったcom.apple.Maps.plistが追加されますので、そちらをダブルクリックします。
元からコードが記述されていますので、キーボードのCtrl+Aを押して全選択しDeleteで一度全て削除します。
そして次に、こちらのコードを貼り付けて右上の×をクリックします。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"> <plist version="1.0"> <dict> <key>__internal__PlaceCardLocationSimulation</key> <true/> </dict> </plist>
保存しますか?と問うポップアップが表示されますのではい(Y)をクリックします。
最後にcom.apple.Maps.plistのSizeが0より大きい数字になっているか確認します。(先程のコードをコピペすれば画像のように89になるはずです)
この数字はcom.apple.Maps.plistの容量を現す数字ですので、ここが0ではおかしいです。きちんと保存できていないか、ダウンロードしたcom.apple.Maps.plistのファイルが壊れている可能性があります。
何度か保存を試してみるか、もう一度ダウンロードからやり直してみましょう。
Simulate Locationが表示されない原因と対処法は?iPhone編
続いて、iPhone本体の操作で改善が望める方法を見ていきましょう。
パソコン側と違い、ユーザー側の設定ミスが目立つ部分でもありますので、ひとつひとつ念入りに確認してみてください。
Simulate Locationが使えない原因4 iOS11以降のiPhone
iPhoneやiPadのiOSバージョンがiOS11以降ではありませんか?
そもそも、iOSのバージョンがiOS11以降であればiBackupBotアプリで設定はできませんので、もう一度ご自身が使っているデバイスのOSを確認してみましょう。
モデルで言うとiPhone7(Plus)までであれば、バージョンアップを行っていなければiOSが11未満の可能性があります。
逆にiPhone8(Plus)やiPhoneXをお使いの方は、購入時からiOS11以降が搭載されているかと思いますので、脱獄でもしない限り居場所を偽装することは難しくなります。
Simulate Locationが使えない原因5 USBケーブル
パソコンとの接続に安物のサードパーティが提供したUSBケーブルを使用していませんか?
USBケーブルの中には充電専用のケーブルもあるため、データ転送ができないことが原因かもしれません。この場合、パソコンにiPhoneを接続するとこのようなポップアップが表示され、データ転送(バックアプや復元)が反応しない状態になります。
もともとiTunesにiPhoneのバックアップデータが存在していて、iBackupBotアプリで復元だけを行ったと言う方は、バックアップ時以外はデータ転送用のケーブルでなかった可能性が考えられます。
購入時に付属しているApple純正の充電ケーブルを使用して再トライしてみましょう。
Simulate Locationが使えない原因6 容量不足
iPhone本体の容量(ストレージ)に充分な空き容量はありますか?(Error Code36は容量不足の場合に表示されるエラーです)
数GBもの空き容量は必要ありませんが、余裕を見て1GB程度は空き容量を用意して再トライしてみましょう。(本当は100MBもあれば充分ですが・・・)
写真や動画、使っていないアプリを削除すればすぐに必要な容量は確保できるはずです。
Simulate Locationが使えない原因7 位置情報のオンオフ
「位置情報」「iPhoneを探す」はオフにしましたか?(Error Code37はiPhoneを探すをオフにしていない場合に表示されるエラーです)
本来はこの両方をオフにした状態で正しい手順で進めれば、Simulate Locationがマップアプリに表示されるはずですが、それでも出ないと言う場合には「位置情報」をオン、「iPhoneを探す」をオフにして再度トライしてみましょう。
端末によってはこのオンオフの組み合わせで上手くいくこともあります。
Simulate Locationが使えない原因8 パスコードの設定
iPhoneのロック解除時にパスコードを設定していませんか?(Enter Passwordはパスコードが解除されていない場合に表示されるエラーです)
端末によってはパスコードを設定していても問題ないこともありますが、念のため解除してからやり直してみましょう。
Simulate Locationが使えない原因9 マップアプリ
きちんと純正のマップアプリを使っていますか?
グーグルマップやヤフー地図などのサードパーティのマップアプリでは、Simulate Locationは表示されません。必ず、プリインストールされているこちらのマップを使用してください。(手順はコチラ)
Simulate Locationのエラーや問題 まとめ
いかがだったでしょうか?紹介したやり方でSimulate Locationは表示されるようになりましたか?
私は仕事柄数十台のiPhoneを使用してきましたが、ここで紹介したことをキチンと確認すればいずれのiPhoneでも問題なくGPS位置情報偽装が行えております。
うまく使えないことでやる気がなくなってくる気持ちも分かりますが、radikoで他局のラジオ放送を聞きたい方や、ポケモンGO、モンストなどのゲームアプリで移動作業を楽に済ませたい方には持って来いのアプリケーションだと思いますので、頑張って問題を解決しましょう!
コメント
はじめまして。
当方、無知なことからiOS11にして位置偽装できなくたった1人です。
先日にiPhone7+のiOS10.3.2をじゃんぱらで購入して、同じやり方で
トライしましたが、”復元できません”で位置偽装できません。
そこで位置偽装された端末を当方にお売りする事は可能でしょうか?
もし可能であればブラック系であれば尚嬉しいです。
nakamura様、お忙しい中のコメント、誠にありがとうございます。
iOS11にしてしまったんですね。10.3.2で動作確認はしたことがありませんがiOS11だとほぼ確実にできないため、今の状態であれば確かに難しいですね。
位置情報を偽装できるiPhoneをお譲りいただきたいとのことですが、誠に申し訳ございませんが当方の端末は全て脱獄済みのiPhoneですので販売は法律に反するため行えません。何より当ブログの更新に様々なOSのiPhone・iPadが必要となるので、未脱獄だったとしてもお譲りは難しいです。すみません。
ただ、わざわざ位置情報を偽装するためだけにもう1台購入するのも勿体無い気がします。長らく行っていませんがiOSをダウングレードする(ファームウェアはこちら https://i-bitzedge.com/ipsw-status/)か、別の安いiPhone本体を購入する、または思い切って脱獄すると言う方法もあります。ご検討ください。
お世話になります。
記事を拝見して偽装を試みたのですが、復元の時にiBackupBot側でエラーコード10が出て、端末側では復元できませんとなります。
iPhone7、iOS10.3.3ですが確認する点はございますでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
たくなパパさんこんばんは。
当サイトを参考にしていただき、ありがとうございます。
ご質問内容ですがエラーコード10はiPhoneの画面ロックに関する内容ですので、パスコードを設定している場合には解除して、設定から画面をロックをしないに変更後(設定>一般>自動ロック>しない)、iPhoneの画面を付けてロックを解除した状態でもう一度試していただけないでしょうか?
それでうまくいけばいいのですが、それでもダメな場合は一度バックアップデータを削除して再度バックアップを取り直して上記の手順で行ってみると良いと思います。
ご回答ありがとうございます
ご指摘の画面ロックをしない状態で再度実施してみました
また何度かバックアップデータを取り直したのですが改善しません
以前一度だけ何かの拍子に成功したのですが以後何度も失敗を繰り返しています。
他に何か原因は考えられますでしょうか。
ちなみにRestore EngineはiTunesを使用しています。
よろしくお願い申し上げます。
度々失礼いたします。
今試したら通常のiTunesでの復元もエラーが出る状態です。
回避は難しいでしょうか。
復元もできないということは、そもそもバックアップファイル作成時に何かしらのエラーが生じている可能性も考えられます。先のコメントでiOS10.3.3とお伺いしておりましたが、このバージョンのiOSはデバイスのストレージ内に日本語を含むファイル名のデータが保存されていると、iTunesバックアップのエラーが起こるバージョンです。
現状iTunesの最新バージョンは12.7.4ですがiTunesをアップデートしたとしても、ストレージ内の日本語を含むファイル名のデータを削除しなければ改善されない可能性は充分に考えられます。ファイル名が日本語で構成されるアプリは、例えば、『GoodReader』『ComicGlass』『Microsoft PowerPoint』などです。(他にもたくさんあります)
たくなパパさん
お返事が遅くなってしまい申し訳ございません。
それでも改善しないとのことでしたら、単純にiTunes側の問題ではないのかな?とも考えられます。ただ、これが原因だと、セキュリティソフトウェアによる問題等が浮上してきてしまうため、正直回答のしようが無くなってしまいます。iTunesを最新バージョンにアップデートした上で、Appleが公開している対処法を試してみるしかないのかなぁ。と言うのが正直なところです。
お世話になります。
端末は初期状態でやっていたので日本語の問題ではない気がしています。
先ほどご説明いただいた手段でiTunesの復旧は復活したのですが、やはりiBackupBot側でエラーコード10が出て、端末側では復元できませんとなります。結局別で購入したiPhone6S iOS9.0でやったらうまく行きましたのでこちらを使うようにします。
色々教えていただきましてありがとうございます。
たくなぱぱさんお返事ありがとうございます。
おっしゃる通り、初期状態なのであれば日本語名ファイルのエラーでは無い可能性が高いですね。お力になることができず申し訳ございません。また、対処ができなかったにも関わらず、ご丁寧にご連絡いただき大変うれしく思います。別端末のiPhone6sだけでも、無事に位置情報を変更できるようになったようで良かったです。
はじめまして
ios10.2でやっていますが、GPS偽装アプリの設定5 iPhoneの復元の最後の所で
エラー36が出てしまい完了しません。
空き容量は7Gまで空けたのですがそれでもダメでした。
また、com.apple.Maps.plistがダメなのかと思いダウンロードをしたのですが
これを使用するにはどうしたらよいのでしょうか?
よろしくお願いします。
com.apple.Maps.plistの件は解決しました。すいません。
書き換えましたがやはり同じエラー36が出ました。
何度もすいません
10Gほど容量を空けてやった所、最初の1回目
だけiphone画面上に復元中に問題がありました。
と表示され終わってしまい、その後何回か試した
のですが、エラー36が出て出来ませんでした。
N2さんこんにちは。当方のブログを参考にしていただき大変うれしく思います。
また、ご返信が遅くなってしまい申し訳ございません。
さて、エラー36の件ですが、空き容量が10GBもあるのであれば通常は問題ないはずです。そのエラー番号からはあまり考えられませんが、復元中にエラーが出ると言うことはバックアップファイルに何らかの異常があるのかもしれません。お手数ですが、もう一度バックアップを取る作業からやり直してみることをオススメします。
根本的な解決方法をご案内できず申し訳ないです。
自分もiPhone6 ios10.3.3でやっているのですが、
エラーコード10がでて復元できません、
位置情報、探す パスコード OFFでやっているのですが、
原因なにかありますか??
titityさん
当ブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。
原因としては、画面ロックの可能性も考えられます。設定から画面ロックをしないに変更後(設定>画面表示と明るさ>自動ロック>なし)、再度バックアップファイルを作成し直し復元を試してみてはいかがでしょうか?
できませんでした。
他の方法をみるとManifest.dbをバックアップ直後のものと差し替えてリストアすると
成功するみたいなのですが、Manifest.dbが検索してもみあたりません。
xsさんはごぞんじですか ?
titityさん
先の方法でも実行できなかったとなると、誠に申し訳ございませんが私の持ち合わせた知識では対応ができかねます。
また、Manifest.dbにつきましても、利用したことがありませんので分かりません。せっかくコメントを頂いたにも関わらず、お力になれず申し訳ないです。
マップアプリを誤って消してしまい、再インストールしたのですが、シミュレーションロケーションが消えてしまいました。
元に戻すには、シミュレーションロケーションが、出来たバッグアップをitunesでやっても戻りますか?
それとも初めからやり直さないといけないでしょうか?
成功報告です。もうじき,ios9は使えなくなりますね。ios10もいつまで
つかえますかね。
iPhone6Spluse iOS10.0.1
itune 12.6.2.20
OS Windows7 32bit
ibackupbot 5.4.4
ibackupbot5.5以上ではだめでした。ibackupbotoの旧バージョンは下記からDLLしました。ポケモンGO 実機○○○○スレ Part21 [愚痴専用]最新の50の下の方に,リンクあります。
ttp://taimienphi.vn/download-ibackupbot-17582
通りすがりさん、コメントありがとうございます。
また、無事に成功したとのことでご報告いただき、大変嬉しく思います。
おっしゃるとおり徐々にiOSも新しくなってくるのでこちらの方法も使えなくなる端末が増えてきますが、また新しいバージョンでも使える裏技的な方法があれば、是非こちらのブログで共有させていただきます。
そして、参考にした内容や失敗談もご紹介いただき、ありがとうございます。
他のユーザーの参考にもなるはずです。感謝いたします。
iPhone6Spluse iOS10.0.1は間違いで,実機は,iPhone6 pluse iOS10.3.3でした。すみません。
こんばんは
どうしても位置偽装がしたくてiphone9sPlus ios10.3.3
購入してやっているのですが、com.apple.Maps.plistの書き換えもOKなのですが
どうしても リストアでエラーになってしまいます
バックアップしたものを 書き換えずにリストアすると書き込みがちゃんと始まります
なぜcom.apple.Maps.plistを書き換えたら リストアできないのか悩んでます
ご教授くださいませ
ごんぼさんこんにちは。
同じiosバージョンの通りすがりさんより成功報告を受けていますので(コメント欄参照)、手順ミスが無ければ同バージョンならごんぼさんも問題なく進められるはずです。
ただし、通りすがりさんの場合、ibackupbotが5.5以上では失敗するとのことでしたので、こちらのダウンロードリンクから5.5未満のバージョンをダウンロードしてやり直してみてはいかがでしょうか?