「子供のスマホの時間制限に『Dinner Time Plus』アプリが便利って聞いたんだけど、英語だから使い方や設定が心配・・・。そもそもiPhoneでも使えるの?」
今回は、そんな時間管理アプリ『Dinner Time Plus』をご紹介していきたいと思います。このアプリがひとつあれば、子供がスマホを使いすぎると言うお悩みはすぐに解消できるはずです。
【Dinner Time Plusで出来ること】
- アプリ別で時間制限
- 時間帯で制限
- 総使用時間で制限
- アプリを即座にロック
- スマホを即座にロック
- 食事時間の制限
- 使用状況の確認
Dinner Time PlusはiPhoneで使えない?
時間制限をかけたいスマホがiPhoneと言う方は多く居ると思いますが、残念ながら『Dinner Time Plus』でiPhoneをコントロールすることはできません。iPhoneと言うかiOS自体がダメですので、iPadやiPod touchなんかもコントロールは不可能です。
一応アプリ自体はAppStoreからもインストール可能なのですが、それはあくまでコントロールする側としての機能しか兼ね備えていません。ですので、制限を受ける側のOSは必ずAndroidである必要があります。(iPhone同士はNG)
- 制限をかける側
→iPhone、Androidどちらも可能
- 制限を受ける側
→Androidのみ
ちなみに、『Dinner Time Plus』アプリには有料ライセンスというものも存在しますが、そちらを購入したとしてもiPhoneに制限をかけることはできません。
ですが、iPhoneの時間管理を行うアプリは他にも複数ありますので、良ければそちらを利用されてみてはいかがでしょうか?個人的には『ParentKit』がオススメです!
Dinner Time Plusの設定方法は?
アプリの言語が日本語ではなく英語となっているため設定などの点を心配されている方が多いと思いますが、こちらで画像付きで紹介していますのでご安心ください。
日本語化できれば1番良かったのですが、こちらのアプリはそれが出来ませんので一緒に設定を進めていきましょう!※機種変更を行うとこの設定を再度行う必要があります。
「それでもやっぱり日本語アプリが良い!」と言う方は、こちらで紹介している時間制限アプリが参考になると思います。
ただ、個人的には無理矢理時間制限をかけるやり方ではなく、スマホのルールや約束事を自ら守らせるほうが教育には良いと思います。良ければこちらでスマホルールの守らせ方を紹介していますので、併せて参考にしてみてください。
Dinner Time Plusの設定1 インストール
まずは『Dinner Time Plus』アプリのインストールを行いましょう。
コントロールする親側、コントロールされる子供側の両方のデバイスにインストールが必要となっていますので、こちらから進めてください。
アプリのレビューを見ると「うまく設定出来ない」という声が多く、あまり評判が良いとは言えませんが、最初の設定さえ乗り切れば後は楽ちんです。
初期設定に掛かる時間は10分もあれば充分ですので、このままサクッと終わらせてしまいましょう!
Dinner Time Plusの設定2 デバイス同士の接続(親側)
インストールが完了すれば、次はデバイス同士の接続設定を行います。こちらのアプリは親側のデバイスから子供のデバイスを遠隔で操作することが可能ですので、予めこの二台を接続する必要があります。
親側、子供側、それぞれの端末で操作が必要となりますので、二台を横並びに置いて準備しておくと良いでしょう。また、遠隔操作を行うためには両方の端末がオンラインでなければなりません。オフライン状態であればロックしようとしても出来ませんので、一応覚えておくと良いでしょう。
それでは、まずは親側(コントロールする側)のデバイスで先程インストールしたアプリを開いてください。このような画面になっているはずですので、グラスマークの「Parent」をタップします。
次に「Sign Up」をタップします。
SMSでの認証を行なわなければアプリの利用ができませんので、こちらに携帯電話番号を入力し「OK」を押します。親の番号でも子供の番号でも構いませんが、ここで入力した番号にSMSが届きますので、親の番号を入力しておくことをオススメします。
また、入力する携帯電話番号は最初の1文字を抜いて入力してください。例えば、「090-1234-56XX」であれば「90-1234-56XX」と言った具合です。
次の画面ではこちらのアイコンのみが表示されているはずですので、ドリンクマークのアイコンをタップします。
このような画面になりますので、画面を開いたまま子供のデバイスの操作に移ります。後で子供のデバイスの画面に表示されたコードをこちらに入力する必要がありますので閉じないようにしてください。
また、「Desired kid’s debice name」は子供の名前に変更しておくと、管理が行いすくなります。(変更は任意です)
Dinner Time Plusの設定3 デバイス同士の接続(子供側)
ここからは子供側(コントロールされる側)のデバイスで操作を行ってください。
インストールしたアプリを開くと、このような画面になっているはずですので、今度はドリンクマークの「Kid」をタップします。
「Get Linking Code」をタップします。
すると、コードが表示されますので、親側のスマホ画面でこちらのコードを入力し「Link」を押します。
最後に4桁のパスワードの設定を求められますので、忘れない数字を入力し「OK」を押します。(機種によってはこのポップアップが出ない場合も?)
以上でデバイス同士の接続設定は完了です。これで親側のスマホで子供のスマホを監視・コントロールすることが可能になりました。お疲れ様です!
※子供のスマホの設定時に「デバイス管理者の権限」をオンにしなければならない場合があります。機種によってこの名称は変わるかもしれませんが、遠隔で操作されることを許可する設定となっていますので、そのようなポップアップが表示された場合には許可を行ってください。
Dinner Time Plusの使い方は?(親側)
それでは、ここから『Dinner Time Plus』の使い方を見ていきたいと思います。イラストのアイコンだけでも直感的に使えると思いますが、自分が使いたい機能の使い方はしっかりと覚えておくと良いでしょう。
また、こちらの使い方はすべて親側のスマホの操作のみで完結します。親側のスマホで使用制限を掛ければ子供のスマホを遠隔でロックすることが可能ですので、最初の設定さえ終わってしまえば子供のスマホの操作は不要になります。
親と子供のスマホ同士の連携ができている場合、親のスマホの『Dinner Time Plus』アプリを開くとこのような管理画面になっているはずです。こちらを「管理画面1」と呼ぶことにします。
ここから色々な操作を行っていくわけですが、細かな設定を行うためにはもうひとつの管理画面を開く必要があります。下に小さく「Monitor」と記載があるのがわかると思いますが、下から上に画面をスワイプさせてみてください。
すると、もう一つの管理画面が姿を現します。こちらを「管理画面2」と呼ぶことにしましょう。まずは、こちらの二つの管理画面の出し方を覚えてください。
Dinner Time Plusの使い方1 アプリ別に時間制限
まずは、アプリ別に時間制限をかける方法から見ていきましょう。「YouTubeだけ制限」「ツムツムのゲームアプリだけ制限」「YouTube+ツムツムのゲームを制限」と言った設定ができる、とても便利な機能です。
まず、管理画面2から「Apps」をタップします。
次に、制限したいアプリを選び右上の鍵マークをタップします。
すると、このようなポップアップが表示されますので、オフになっているタブをオンにして、使用可能な時間数を設定してください。そして最後に「Confirm」をタップすれば完了です。
即座にアプリをロックしたい場合には、タブをオフのまま時間数も設定せずに「Confirm」をタップしてください。
子供が制限をかけたアプリを使用しようとすると、画面上に使用不可のポップアップが表示されます。
ちなみに、制限をかけたアプリを確認したい場合には管理画面から「Apps」を開き、タブを「LOCKED APPS」にすれば制限しているアプリを確認できます。
Dinner Time Plusの使い方2 時間帯で制限
次は時間帯の制限のかけ方を見ていきましょう。「毎日20時以降は使用不可」と言ったような使い方が可能で、恐らくこれがメインで使う機能になるかと思います。夜や寝る前の長時間使用が気になる方は、是非設定しておくようにしましょう。
まず、管理画面1から「Scheduled Breaks」をタップします。
初期設定ではBed TimeとStudy Timeが設定されていますので、これを編集しても良いですし、右上の「+」から新たに時間制限を作成することも可能です。このあたりは一般的なアラームアプリと使い方は変わりませんので簡単に使えると思います。
設定が終わった項目は開始しなければ制限はかかりませんので、制限をかけたい時間・曜日を決めたら、最後にタブをオンにするのを忘れないようにしましょう。以上で設定は完了です。
設定した時間中にスマホを使用すると、このようなロック画面が表示され、使用不可となっています。(表示される文面は設定した項目によって変わります)
Dinner Time Plusの使い方3 総使用時間で制限
続いて、総使用時間での制限方法を見ていきましょう。総使用時間制限はスマホの画面がついている時間を累計して、予め設定した時間に達すればその日はスマホがロックされるというものです。
管理画面2から「Time limit」をタップします。
Weekdays(平日)とWeekend(週末)がありますが、今回は平日の総利用時間を制限したいと思いますので「Weekdays」をタップします。毎日制限をかけたい場合には、両方オンにすることも可能です。
すると、このようなポップアップが表示されますのでタブをオンにして1日の総利用時間を決定して、最後に「Confirm」をタップします。
ポップアップが閉じますので、画面右上の「DONE」をタップすれば完了です。
設定した総利用時間を超えるとこのような画面になり、操作ができなくなります。
Dinner Time Plusの使い方4 スマホを即座にロック
友だちが遊びに来ているのにずっとスマホを触っていて、すぐにスマホにロックを掛けたいようなシーンの場合には、こちらの使い方も覚えておくと良いでしょう。
操作はとっても簡単で、管理画面1の「Take a Break」をタップするだけで完了です。
ロックされた子供のスマホはこのような画面になり、操作不可能となります。
Dinner Time Plusの使い方5 食事時間の制限
お次は、このアプリ名の由来にもなっている食事時の制限の掛け方を見ていきましょう。制限をかけることに併せ、食事を知らせることも可能となっています。
操作はとっても簡単で、管理画面1から「Dinner Time」をタップすれば完了です。
子供の画面にはディナーを知らせるメッセージが出て、スマホがロックされます。画面下側にはロックが解除されるまでの時間が表示されています。
管理画面1から、食事時間に併せて制限時間を変更することも可能です。
Dinner Time Plusの使い方6 使用状況の確認
最後に、現在のスマホの使用状況の確認方法をご紹介しておきます。こちらは管理画面2を開けば上部に勝手に表示されるので、難しい設定などは必要ありません。「ずっとスマホ画面を見ているけど何してるんだろう?」と言う時は管理画面2を開いてみてください。
こちらは動画アプリのYouTubeを見ていた場合の表示です。
現在使用中のアプリを制限したい場合には、アプリ名の右にある「×」をタップするとすぐに制限がかかります。
子供のスマホにはこのように表示され、スマホを操作することができなくなっています。
Dinner Time Plusアプリ まとめ
いかがだったでしょうか?時間制限アプリはこの他にもありますが、ここまで動作が安定していて不具合が少なく、多機能な無料アプリはなかなか無いでしょう。時間制限アプリに迷っている方はこちらを選んでおけば間違いありません。
冒頭でも少しご紹介した通り、このアプリには有料版もありますが、買い切りで$3.99(500円ほど)です。月額制ではないのは嬉しいですね。
ただ、有料版と無料版の違いはそれほどありませんので、管理台数が2台以下と言うことであれば、わざわざ有料版を課金して買う必要はないかと思います。
【有料版になると出来ること】
- 管理できるデバイス数が増える(2台→5台)
- スケジュール設定数が増える(6 → 8)
- 過去7日間の使用状況レポートが使用可能
- 過去24時間の使用履歴が確認可能
- ロックの際に任意のメッセージを表示可能
ちなみに、このアプリは子供が制限を回避・無効化するために勝手にアンインストールできないよう、通常の削除方法では消せないようになっていますのでご安心ください。子供は色々な抜け道を探そうとするのでアプリ開発者も大変ですね・・・。
当ブログでは、この他にも子供のスマホ利用に関わる内容を紹介しています。良ければ併せて参考にしてください。
コメント
こどものスマホで簡単にアンインストール出来てしまいました。
(ドロアー画面のアイコンを長押ししてアンインストール)
ファーウェイP9LITE アンドロイド7.0です。
インストールの手順などに問題があったのでしょうか?
小出さんこんばんは。
子供さんのAndroidスマホで簡単にアンインストールできてしまったとのことなので、一度こちらの設定をご確認いただけますでしょうか?
尚、当方の使用端末と異なりますので、設定アプリ内容が異なっている可能性があること予めご了承ください。
設定アプリ→ロック画面とセキュリティ→その他のセキュリティ設定→デバイス管理機能→Dinner Time Plusにチェックを付ける(有効の場合は無効にする)
これでもダメな場合は原因を究明するよりも、アプリ自体にパスワード制限を掛ける別アプリを使用したほうが手っ取り早いと思います。
インストールが完了しましたが先には携帯番号入力で進めません。
SMSでの認証を行なわなければアプリの利用ができませんので、こちらに携帯電話番号を入力し「OK」を押します。親の番号でも子供の番号でも構いませんが、ここで入力した番号にSMSが届きますので、親の番号を入力しておくことをオススメします。
また、入力する携帯電話番号は最初の1文字を抜いて入力してください。例えば、「090-1234-56XX」であれば「90-1234-56XX」と言った具合です。
90-1234-56XXの-は必要なのでしょうか?
スマホでは数字は入れられるのですが-は入れられません。
どう対処したらいいですか?
・
まささんこんにちは。当ブログに足を運んでいただき、誠にありがとうございます。
電話番号のハイフンについてですが、確かハイフンは自動入力されたと思います。お使いのアプリのバージョンによっては自動入力されないのかも知れませんが、自動入力されずにハイフン入力もできない場合には、そのまま進んでも問題ないはずです。
念の為、先程最新のレビュー等も確認しましたが、そういうことが原因でSMS認証ができないという報告などは確認できませんでした。ですので、そのままハイフンなしで進んでいただければSMSが届くと思います。
曖昧なご回答になってしまい申し訳ないですが、お試しいただければと思います。
ご返信有難うございます。
私のスマホはデータ専用シムを使っており電話はガラケーを使っていますので
登録できないのでしょうか?
ガラケーでもショートメールは届くはずですが?
電話番号の所に80-7811-6763と表示がありますので削除して
ハイフンなしの電話番号入れても先には進めません。
まささんこんにちは。
まささんの仰る通り、ガラケーであってもSMSが受信できるデバイスであれば問題なくその番号で登録が可能となっています。
ただ、それでもSMSが届かないと言う場合、元ショップ定員の私の意見からすると、SMSの拒否設定などを行っているのではないか?とも考えられます。
自分では契約したつもりが無かったとしても、携帯電話を購入した際に担当スタッフがやってくれている場合もあります。一度拒否設定を確認されてみてはいかがでしょうか?
子供が明らかに携帯を使用している時でも時間がカウントされていません。
どうしてでしょうか?
時間帯制限などは問題なく使えています。
機種はHuawei p10 liteです。
よろしくお願い致します。
佐生さんこんにちは。
過去にも同じような報告を受けたことがあります。
その時の原因は、アプリの一時的な不具合でアプリ自体をアップデートしていただいたら改善されたのですが、佐生さんはアプリは最新の状態でしょうか?
もしも最新の状態でない場合、アプリ自体の不具合の可能性も考えられますので、一度アップデートを試してみることをオススメします。