「何故だか分からないけどiPhoneの充電パーセントが増えない!もしかして故障・・・?」
ついさっきまできちんと充電できていたにも関わらず、突然iPhoneが充電できなくなって焦っている方も少なくないことでしょう。
しかし、一旦深呼吸してこれから紹介する原因と対処法を確認してみてください。無駄な修理代金を払わずとも、自分で解決できるかもしれませんよ!
iPhoneが充電できない原因と対処法8選!
それでは早速、iPhoneが充電できない原因とその対処法を見ていきましょう!
尚、iPhoneには様々なiOSバージョンや複数のモデル(iPhoneX iPhone8 iPhone7)が存在しますが、いずれのデバイスであっても基本的に同じ対処法で問題ありません。
充電できない理由1 ケーブルが断線してるかも?
一番最初に確認していただきたいのが充電ケーブルです。
取り回しの機会も多く、場合によっては常に負担がかかる状態で使用されていることも少なくありませんので、まずはケーブルが断線していないか確認してみましょう。
ケーブルのゴムが破れて銅線が見えている状態でなくとも、断線している可能性はありますので、注意深く確認してみてください。(写真のケーブルは全て内部で断線しています)
断線の可能性が疑われる場合には直ちにそのケーブルでの充電を中止し、新しいケーブルで充電を試してみてください。(保証期間内ならApple Storeで無料交換可能)
ちなみに、ノック式ボールペンに内蔵されているスプリングバネをケーブルの最も負荷のかかる部分に取り付けると断線の割合がかなり抑えられるのでオススメです!
理想はUSBとLightningコネクタの両方にバネを取り付けることですが、バネがひとつしか用意できない場合は、Lightningコネクタ側を優先して取り付けてください。
充電できない理由2 接触不良を起こしているかも?
充電が進まない原因はiPhoneの充電ポートの差し込み口に砂埃などの異物が混入し、物理的に接触不良を起こしているのかも知れません。
屋外での利用も少なくないと思いますので、知らない間に砂埃や汚れが溜まっていないか確認してみましょう。
何かしらの異物が見付かった場合にはなるべく優しく取り除き、念の為ポート周りも柔らかい布なので拭いてから再度充電を試してみましょう。
安全ピンなどの鋭く硬いもので取り除こうとすると、充電ポート自体を破損してしまう可能性がありますので注意が必要です。
これが原因だった人は砂埃や汚れが付きやすい環境で使用していると言うことですので、今後の防止策としてキャップで侵入を対策すると良いでしょう。
充電できない理由3 iOSのアップデート直後かも?
意外と知らない人も多いのが、iOSのアップデートによるバッテリーの大量消費です。充電してるのに減ると言う方は、これが原因かも知れません。
iPhoneの機能にSpotlight検索(スポットライト検索)と言う大変便利な機能があるのですが、これがOSのバージョンアップと共に機能を徐々に拡大しており、アップデート直後はSpotlight検索のデータベースを再構築しています。
ホーム画面の一番左端にあるのがSpotlight検索で、この画面ひとつで端末内のあらゆる機能を使用することが可能です。
そのSpotlight検索の再構築が完了するまでの間は格段にバッテリー消耗が激しくなるので、長年使ってバッテリーの性能が充分でないiPhoneの場合は、充電<消費の状態になり、充電は行えているものの消費電力のほうが多い状態になることも少なくありません。
これは時間が経てば勝手に元の状態に戻りますので、焦らず数時間待ってみると良いでしょう!(特にiOS9→iOS10、iOS10→iOS11などのアップデートの際にはより電力を消費します)
充電できない理由4 完全に放電しているかも?
バッテリーが尽きてからしばらくの時間充電を行っていたなかったiPhoneはスグには起動せず、充電マークも数分~数十分待たなければ表示されないこともしばしばあります。
故障を疑う前に、最低15分ほどは充電ケーブルに接続して様子を見てみましょう。
充電できない理由5 純正の充電ケーブルじゃないかも?
Apple公認のケーブルを使用していない場合、iPhoneの端末によっては充電が正常に行われないケースが意外と多くあります。
iPhoneの電源が付いている状態で充電すれば「充電機能はこのアクセサリではサポートされていません」と表示があるのでスグに分かりますが、完全にバッテリーが底を付いた状態ではその表示も見れないため、原因が分からず困る人も少なくありません。
また、ついさっきまで使えていたケーブルであってもこのような表示が出てしまうこともあるので、可能な限り純正ケーブルで給電を行うようにしましょう。
充電できない理由6 電圧が足りていないかも?
いつもと同じ場所・同じ環境で充電しているのであれば考えづらいですが、USBケーブルからの電圧が足りていない可能性も考えられます。
iPhoneを充電するには100V前後の電圧が必要ですので、充電できないという方はきちんとしたコンセントで充電を試してみてください。
モバイルバッテリーやパソコン、車のUSB充電では満足に給電できないこともありますので、ご家庭のコンセントで充電すると良いでしょう。
充電できない理由7 ACアダプタの故障かも?
可能性としてはそこまで高くありませんが、ここまでの対処を行っても改善しなかった場合には、ACアダプタが故障している可能性も考えられます。
USBの差込口はiPhoneでもAndroidでも共通の仕様となっていますので、一度別のACアダプタに差し替えて充電を試してみましょう。
充電できない理由8 ソフト面の問題かも?
iPhoneは非常に優秀なデバイスですがソフト面での不具合が100%無いとは言い切れませんので、これまでのチェックポイントを確認しても問題なかったと言う方は、端末の再起動を行ってみてください。
これで治る可能性は正直そこまで高いものではありませんが、一時的にソフト面の不具合により充電できない問題が起こっている場合は復活する可能性があります。
iPhoneが充電されない原因と対処法 まとめ
ここまで紹介したケースの対処法を行っても充電されないと言う方は、iPhone本体の故障か、バッテリーの寿命と言う線が濃厚になってきます。
壊れたものは仕方ありませんので、お近くの契約している携帯キャリア(au ドコモ ソフトバンク ワイモバイル)か、AppStoreへ端末を持ち込みましょう。
通常使用でそのような状態になったのであれば、保証期間内であれば無料で修理・交換対応を行ってくれますが、そうでない場合は1万円~の修理代金は覚悟しておいたほうが良いかも知れません。
値段次第ではこのタイミングに他社への乗り換えや、格安SIMへの移動も検討しても良いと思います。
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