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スマホの普及率 高校生や中学生、小学生が持っている割合は?

大人であれば持っていて当たり前と言われるスマートフォン。中には、仕事用と家庭用の2台のスマホを使い分けているという人も少なくないでしょう。

 

生活になくなてはならない存在となったスマホは、年々右肩上がりで普及率(所有率)が増加しており、高校生や中学生、更には小学生が持っていても珍しくない時代になりましたね。

 

今回は、そんなスマホの普及率を子供の学生別にご紹介していくと共に、インターネットの利用内容や利用時間も併せて見ていきたいと思います。(紹介している統計データは内閣府の政府統計を参考にしていますが、総務省からもデータが開示されています)

スマホの普及率 高校生の推移は?

高校生のスマホの普及率はとても高く、平成26年(2014年)時点で既に90.7%となっており、9割以上の高校生がスマホを利用していることが分かります。その後も利用率(普及率)は増加しており、平成28年(2016年)には94.8%もの高校生がスマホを利用しているデータが発表されています。

 

いまや高校生がスマホを持っているのは当たり前なので、当然といえば当然の結果ですね。逆にスマホを持っていない高校生は全体の5%程しか居ませんので、子供さんが高校生の場合にはスマホを持たせることも前向きに検討しても良いと思います。

高校生のインターネットの利用内容は?

そんな高校生がスマホのインターネットで何を行っているかというと、『コミュニケーション』と言う回答が最も多くなっています。つまり、ラインやフェイスブック、InstagramなどのSNSのことですね。

 

他の項目だと、50.7%と全体の中では低い割合ですが、小学生、中学生と比較すると『ニュース』への関心が高まっていることも分かります。あとは、『地図・ナビゲーション』の利用率もグンと上がっていますね。行動範囲がそれだけ広がっていると言うことでしょう。

高校生のインターネットの利用時間は?

学生はスマホをずっと触っていると言うイメージがありますが、その中でも最も利用時間が長いのが高校生となっています。回答割合で1番高かったのは「1日の利用時間が2時間以上3時間未満」と言うものです。

 

大人の私も同じくらい使っているので、これくらいは普通かな?とも思いますが、皆さんはどうでしょうか?隙間時間を足せば、そのくらい使っていると言う人が多いのではないでしょうか。

 

そして、気になるのが「1日の利用時間が5時間以上」と回答している高校生が12.4%も居ることです。これはさすがに使いすぎですので、時間帯別に時間制限を掛けたほうがいいでしょう。iPhone、AndroidのOS別の時間帯制限の掛け方については、こちらで紹介しています。

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スマホの普及率 中学生の推移は?

高校生に比べれば普及率は少なくなっていますが、それでも平成28年(2016年)時点では51.7%と、全体の半分以上の中学生がスマホを持っていることが分かります。

 

高校生に比べてまだまだ普及率の伸びしろはありますし、2014年、2015年、2016年の伸び率の推移を見ても、これから普及率はもっと上がるのではないかと考えられます。

中学生のインターネットの利用内容は?

中学生のインターネットの利用内容を小学生と比較すると、『ゲーム』利用割合が唯一減っているのが分かります。

 

中学生になることでスマホを持たせてもらえる子供も多いようで、『コミュニケーション』もグンと上がり、行動範囲が広がることで『地図・ナビゲーション』も上がっています。調べたいことが増えるのか、『情報検索』も20%以上利用率が上がっていますね。

中学生のインターネットの利用時間は?

中学生の回答割合で1番高かったのは、「1日の利用時間が1時間以上2時間未満」と言うものです。これを見て、私は意外と少ないと感じましたが、皆さんはいかがでしょうか?各家庭でしっかりとスマホを使うルールや約束事が作られているのかもしれませんね。

 

子供が使うスマホのルールや約束事については、こちらで紹介していますので併せて参考にしていただければと思います。

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スマホの普及率 小学生の推移は?

小学生のスマホの普及率は最も少なく、平成28年(2016年)時点で27.0%となっています。小学生の10人に3人弱がスマホを持っているようですね。

 

年々普及率は右肩上がりで推移していますので、今後も小学生の普及率は上がっていくと考えられますが、小学生にスマホは少し早いかな?とも思います。位置情報や連絡手段として検討されているのであれば、キッズケータイやGPS付きの携帯(ガラケー)も視野に入れてみると良いと思います。

 

子供にスマホを持たせるメリット・デメリットはこちらで詳しく紹介していますので、よければ併せて参考にしてください。

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小学生のインターネットの利用内容は?

小学生に人気のYouTubeの影響よって『動画視聴』の割合も60.5%と高くなっていますが、それ以上に『ゲーム』の利用割合が79.0%と1番高くなっているのが確認できます。最近のスマホゲームは日本だけでなく、世界中の人と繋がって楽しめるので子供が夢中になるのも理解できます。

 

ただ、そんなスマホゲームに夢中になりすぎてゲーム内で大量のアイテムを買い、課金による高額請求に頭を悩まされる親御さんも多いので注意してください。スマホを与える前には、必ず課金ができない設定にすることをお忘れなく。

 

課金を行えないようにする設定については、こちらで詳しく紹介しています。

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小学生のインターネットの利用時間は?

小学生のインターネットの利用時間は「1日の利用時間が30分未満」と言う回答が最も多くなっています。理想的な利用時間と言えますね。家族内でのスマホ使用に関わるルールや約束事がきちんと守られているものと思います。

 

ただ、逆の見方をすれば月に子供さんのスマホ代を月額6,000円払っているとすれば、1日当たり200円なので、毎日その30分未満の使用時間に対して200円払っていると思えば少し勿体なくないですか?

 

どうせそれだけ短い時間(少しのデータ量)しか使わないのであれば、格安SIMやSIM無し端末で運用して維持費を安く済ますのもアリだと思います。

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スマホの普及率 まとめ

いかがだったでしょうか?こうして年代別に見てみると、やはり高校生が1番普及率が高くなっていますが、小学生でも10人に3人はスマホを持っている時代になったんですね。

 

住んでいる地域によってスマホの普及率に違いは出るものの、今後も右肩上がりで全体の推移が上昇していくことは予測できます。そのうちスマホだけでなく、タブレットとスマホの二台持ちが当たり前になる時代もくるかもしれませんね。

 

スマホはこれからの生活にも無くなてはならないデバイスとなりますので、今のうちにスマホに関する家族間でのルールや約束事、月々の料金についても見直していくと良いと思います。

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コメント

  1. ピコ より:

    1日の使用時間が5時間以上はさすがに使いすぎ
    とありましたが
    要はそこで何をしているかなのであって時間だけで使いすぎは言い過ぎと思います
    昔は本の虫、ゲームしすぎ、色々言われましたが、学者になる人はそれくらい読んでいたでしょう
    ゲーム開発者はそれくらいしていたでしょう
    平均的な話ばかりしてると次世代を開拓する人にはなりません
    日本で飛び級を認めてこなかったように平均的な人間を作り出して教わったことだけする人間ばかり作り出すシステムのその流れの話に終始していますね
    GAFAといわれる時代すでに日本は90年代にアメリカがやり出したことをやっとやろうかなと言ってる感じですがこの内容はさらに50年前の育て方の視点を感じます

    • xs781228 より:

      ピコさんこんにちは。
      当ブログへのコメント、誠にありがとうございます。

      確かにピコさんのおっしゃるとおり、使い方次第という意見はごもっともだと思います。
      日本はなにか1つの才能を尖らせるよりも、全てのことを平均的に伸ばそうとしているように感じますよね。

  2. 七井雪乃 より:

    こんにちは。中学生です。親がスマホをかってくれません。私はガラホを使っているのですがスマホとガラホでは全然違います。記事にあったように中高生はほとんどスマホをもっていて話題についていけない等の理由でスマホが欲しいです。
    親はなぜ反対するのでしょうか?また、スマホを買ってもらうためには何をしたらいいのでしょうか?

    • スマホ男 スマホ男 より:

      七井雪乃さんこんにちは。
      私も学生時代はなかなか親がスマホ(・・・いや、私のころはガラケーでした)を買ってくれなかったのを覚えています。

      最近は様々なスマホアプリが原因でいじめに発展したり、殺人、誘拐などのトラブルに発展するケースが日夜ニュースで放送されていますので、そういったリスクを考えればわざわざ持たせる必要性はないと親御さんは考えているのではないでしょうか?
      もちろん、金銭的な理由や勉学の妨げになる。などその他の理由も考えられますが、そこまでは明確な回答が難しいです。申し訳ない。

      そして、親にスマホを買ってもらうためには、親御さんが心配にしている心配事を取り除くのがおすすめです。
      そのためには、まずはしっかりと自分からルールを作ってしっかり提示すること。

      「毎日夜8時以降は使わない」
      「学校には持っていかない」
      「テスト期間中は触らない」
      「余計なアプリはインストールしない」

      こういったルールをしっかりと自分からどんどん提案して、「私の使い方ならトラブルにも巻き込まれないしリスクがない。むしろメリットが大きい。」ということを伝えるといいでしょう。
      断る理由がなければ、真剣に考えてくれるはずです。